2007年12月07日

画像速報・国連で採択

国連総会で5日午後、劣化ウラン兵器使用の影響に関する決議が採択されました
画像のみの速報です
http://www.nodu-hiroshima.org/content/view/148/74/
詳細はこちら
http://www.nodu-hiroshima.org/content/view/149/74/

03年12月9日に、イラクへの自衛隊派遣基本計画が閣議決定されました
http://www5.sdp.or.jp/central/timebeing03/danwa1209.html
サマワは劣化ウラン兵器が使用され、放射能汚染のある地域ですが
そんなことは報道されず、安全な非戦闘地域だと繰返されました
翌日「純愛の快楽」(ぶんか社)が発売され『魂の家族』が掲載されました
普通、各作品の雑誌の発売日は覚えていません
しかしこれだけは、自衛隊のイラク派遣が決まったニュースと共に記憶しています
『魂の家族』は、特集テーマが大家族で、それに合わせて考えたものです
911の後、アフガン、イラク攻撃へと進み、景気も悪化し、社会不安が増大する
中で、純愛感動ブームが押し寄せ、ドラマも文学も漫画も
親子や男女、動物ものの泣かせが続けてヒットしました
韓流純愛ドラマブームもご記憶にあると思います
自分もその中で注文をいただいて仕事をしながら、極端なブームが
どういうことなのか考えてしまいました
不安や恐怖感を解消するために、泣かせが必要とされているのだろうと
自分なりに理解していましたが、反面、苛立ちもありました
まるで戦争など日本には関係ないと言わんばかりの、内向きな泣かせしか
受け入れられないことが、恐ろしかったのです
漫画雑誌でも、家庭ものの泣かせしか全く人気を取れず、人気商売である以上
それを無視しては成り立たず、特集テーマはいつも同じようなもので
全く自由に話を描けない時期もありました
編集者も、家庭の話しか売れないと、売れ筋の狭さに苛立っていました
『魂の家族』もそういう時期に描いたものですが、
何とかして泣かせに収まらない含意を持たせようと考えました
ステップ・ファミリーの話ですが、連れ子の女の子が大事にしていたもみの木を
「殺さないで」と叫んで抱きかかえる場面があります
これは、普通なら「切らないで」なのですが、あえて「殺さないで」としたのは
実は自衛隊派遣を意識して、反対の含意を含ませてのことでした
話を作ってから掲載までは二ヶ月近くあり、発売日に派遣が報道されたのは
偶然ですが、自分でも驚きました
その偶然があったため、「殺さないで」という少々不自然な台詞に、
含意を感じ取った鋭敏な読者の方もいらっしゃったと思います
単なる偶然とは思えません
作品を読み逃して興味をお持ちの方は、お読みいただけると嬉しいです
本日発売の「家庭ミステリー」(ぶんか社)に再録されています




posted by 183 at 17:58| エコロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする