2008年06月12日

親の資産という幸運

日本の母子家庭の就労率は世界一高く、85%が働いています
http://www.nhk.or.jp/heart-blog/people/yuasa/post_210.html
母子家庭は働かないグータラ、パチンコに入り浸り子供を放置、という
シングルマザーイメージは一部の事件報道から誇張されたものです
私もシングルマザーを何人か知っていますが、きちんと働いて自立しています
働いていない人は一人も知りません
それとわかるようなだらしない外見の人はおらず、大卒の頭のいい人ばかりです
きっかけは死別が多く、離別もありますが、暴力や借金が原因です
夫に肋骨を折られて入院して、離婚するなと言えません
知り合いの中には、たまたま生活保護を受けている人はいません
皆両親が健在で保護を受けられたり、夫の職場で妻を雇用してくれるなどの幸運が
あったからです
それがなければどうなるでしょう?
生活保護を受けているのは本人がだらしないから、というのは事実でしょうか?
親や夫の関係者などの身内に頼れれば生活保護は受けずにすみます
身内から援助を受けられない女性は、公的援助を受ける他ありません
働いても収入は低く、児童扶養手当も削減されています
そうなれば、不足分は生活保護で補う他ありません
女性個人の問題にはできません
親の資産という「溜め」があるかないかが大きいのです
親に頼れる人には貧困はわかりません

生活保護を取り入れて漫画を描いてほしいという注文を受けたので
生活保護を受けなくてすむシングルマザーと、やむを得ず生活保護を受けている
シングルマザーを対比して描いてみました
『白蟻』(本日発売「ビンボー結婚生活」)という作品です
甘えて依存しても許される、それで生きていける人もけっこういます
そういう女性が、働いても生活できない女性を見下すのが現実です
漫画では、それがよくわかるように誇張しました
生活保護家庭より自分の方がマシと思っているごく潰しの白蟻ちゃんです
グータラはどっちでしょう?
興味のある方はどうぞご覧下さい^_^;

posted by 183 at 12:04| フェミニズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする