2008年06月15日

ヤンデレママの恐怖

ヤンデレ、ヤンキーではなく、病み・デレです
愛情表現が病的な怖い女性キャラですが
フィクションでは人気です
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%AC

しかし本当にいたら困ります
困っている男性もいるでしょう
女性の場合も、病的に愛される?ことはあるでしょう
しかし恋人より多いのはヤンデレ母ではないかと思います
信田さよ子「母が重くてたまらない 墓守娘の嘆き」を読んで
ヤンデレ母の子供の嘆きに眩暈がしました
「進学、就職、結婚、介護・・・・・・。どこまでもついてくる母から
どう逃げおおせるか」とありますが
結論は、必ず逃げられる、というご託宣ではありません
著者の助言を生かし、親から独立した意思を持った他人として
認めさせることができれば上々でしょう

この本では、団塊の世代の、意識は開放されても就職などではチャンスがなく
専業主婦になった女性が取り上げられています
娘(扱いやすい)に、幼い頃から自分のできなかったことをさせて
何から何まであなたのため、と尽くしつつ人生を支配する母親です
出てくるのはぎょっとするほどの教育ママです
母にはそれが子供のためだという信念があり、子供の人生を侵している
という自覚はありません
しかし、娘が支配に耐えられずに精神的に壊れかけてカウンセリングに来たり、
母が自分ではなく病んだ娘を治そうとカウンセリングに連れて来たりします
そこから、可能なら父親も含めたカウンセリングが始まります
著者の患者ではないのですが、父親がカウンセリングを否定して
協力しなかったために、息子が自殺した例もあります
父親の存在は重要です

衣食足りている家族ばかりで、何を、と反発するかもしれませんが
お金があってカウンセリングに来る人の例が、ない人にも参考になります
基本的な家族の問題は共通するところがあるからです
弱い、食えない、夫を見放し子にすがる、子に尽くして支配する、
自分の人生を自分で楽しめない・・・
ある程度の教育を受けて、家庭以外の場所での生きようがない女性が
抱え込みやすい共通性です
独身でも、自分はともあれ、親のこととなると、他人事と思える人は
少ないのではないでしょうか?
ここには、カウンセリングに訪れる女性(娘、母)の例が取り上げられていますが
おそらく息子にも似た経験が少なくないと思います
今は子供が少なく、息子だけの家庭もあります
以前「ダメ母に苦しめられて」、「長男物語」という「中国新聞」の
連載インタビューを読んだことがありますが、
あれもヤンデレ母を背負わざるを得ない若い息子の悲鳴でした
そういう発言自体あまりなく、息子はホンネが言えないのだと思います
ヘビー級のボディブローが効きますので、覚悟がいりますが
もやもやに形をつけて突き詰めて考えるには参考になります
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posted by 183 at 23:02| フェミニズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする