2009年09月08日

教員採用口利きの実態

民主党が政権を取り、教員養成制度の改革が実現されそうです
「教員の資質向上のため、教員免許制度を抜本的に見直す。
教員の養成課程は6年制(修士)とし、養成と研修の充実を図る」とあるように
専門性を高めることが重視されていますhttp://www.dpj.or.jp/special/manifesto2009/txt/manifesto2009.txt

養成制度改革の前に、まず採用試験における縁故や口利きによる
教員の不正採用を一掃することが不可欠です
大分県の不合格者の不正採用については報道で明らかにされましたが、
他の自治体でも同様の問題があるのではないかと推測されます
私自身が、過去教員採用試験合格後、政治家による口利きを
知人経由で持ちかけられた経験があるからです
縁故採用についても、知人から教員一家の子弟は有利だと聞いています
この件で、不正採用問題を取材している「JANJAN」記者氏からインタビューを受け、
他の事例とも合わせて、連載記事中で紹介されることになりました
一回目では、飯島勲氏が自著の中で居直り公表している口利きの実態が
取り上げられています
ぜひ続けて記事をお読み下さい
http://www.news.janjan.jp/living/0909/0907267756/1.php

こういう不正が根絶されないまま、教員養成過程を6年間に延長すれば
志望者の時間的、経済的負担が大きくなり、それによる弊害も出てきます
縁故や口利きなしで、採用試験で不利な扱いを受け、合格しながら不採用になったり、
何年も非常勤とどめられたりする受験者が出てくるような事態は
絶対に避けなければなりません
養成過程の延長で現在普通に行われている民間企業への就職活動との
掛け持ちも難しくなります
大卒で採用してから、本人の希望、現場の要請に従い公費で大学院に行かせる方が
いいのではないかと思います
大学院教育は質がまちまちですし、現場を知って専攻を選ぶ方が研修に役立ちます
6年制を一斉に導入することには賛成できません
経済的に余裕がなく、就職を急ぐ貧困家庭の志望者は教員を断念しなければなりません
また就職浪人のリスクを回避したい受験者、父兄や近親者が、
縁故や口利きを利用することも当然考えられます
そこでまた、家庭の経済状況による有利不利が出てきます
経済的に恵まれた家庭の志望者が裏口から優先的に採用されるようでは
様々な家庭に育つ子どもたちに目配りする資質を持った教員が欠けてきます
この問題を放置せず、試験結果の公開等による、不正採用の根絶を
実現してほしいと思います

posted by 183 at 17:20| 教員採用試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする