2010年05月11日

母のダブルバインド

子供の頃、親がモデルになったかどうかは、人それぞれだと思います
親にひどい虐待を受け、親を反面教師にして自分は子供を可愛がる人もいれば、
親を尊敬しその仕事、生き方を受け継ぐ人もいます
ですから、一概にこうだ、と言うことはできません
ただ、自分の子供時代は、母親や、その同世代の女性は、養育者ではあっても
モデルにはなりませんでした
なぜかと言えば、学校では、勉強しろ、未来の仕事を考えろ、夢を持て、と教えられ
具体的には、多くの女子が受験競争に男子と同等に駆り立てられていきます
しかし家庭では必ずしもそうではありません
母親もある年齢までは、勉強しなさいと言い、習い事を薦めたり励ましたりします
しかしある時期から、勉強できても仕方ない、どうせ女なんだから結婚しろに変わり
娘は頑張れと頑張るなのダブルバインド(相反する束縛)に混乱し苦労します
母世代はまだ(私の場合)戦争の影響もあり、満足に勉強もできず、仕事も選べず
結婚も見合いが多く、女性が自分で進路を選べる余地は限られ、それに不満や
恨みをずっと抱えて、娘にこぼす母親が、よくいました
だから、娘には頑張れ、と途中まで励ましますが、娘が自分のできないことをして
離れていくことを快く思わず、あからさまにも、無意識にも重圧をかけてきます
まあ、あまり具体的に書くと毒がありすぎるので遠慮しますが、
娘にとっては、母親が育ててくれた大切な人でありながら、自分の将来のモデルには
必ずしもならない、或いは全くモデルにできない、という頼りなさがありました
そこで、母親と違う「遠くのお姉さん」をモデルにします
私の場合、最初が高校時代に知った千葉敦子さん、最近は真央ちゃん(汗)
見習いたい、得られるものがあると感じるなら誰でもよく、男性のメンターもあります
母親をモデルとして自然に見習える関係は、羨ましく思います
柔ちゃん、こと谷亮子さんは、独身でも、結婚しても、出産しても、自分の基本が
変わっていないところが、私には羨ましく、光って見えました
http://allabout.co.jp/children/childbirth/closeup/CU20050628A/index.htm
子供にとって、傍についてくれる養育者としては、足りないかもしれません
しかし、モデルとしてはまっすぐで、子供といい関係ができるかもしれません
時代が変わったな、という感慨があります
昔なら、結婚即引退、漫画で結婚に「はかば」とルビが振られていたくらい、
断絶が大きかったのですが、溝が小さくなってきたことは、子供にとって
ある意味いいことではないかと思いながら見ています
私にはかなわないことでした
谷さんは、女性のモデルとして無言の影響力を持っていることろに期待します
いくら欧米の女性の例を持ち出されても説得力がありませんから

TV番組でどうこう、という批判もあるようですが、実はTVをほとんど見ないので、
それはわかりません
細かいことはそう気になりません(TVはあまり見ないのが幸せ)
「赤い靴」(結婚とバレエが両立できず自殺)
「ベルサイユのばら」(女性であることを隠す)
「エースをねらえ!」(勝つために恋愛を自制)
を見て育った者としては、努力もしているだろうけれど無理がなくていいなあ、
が一番強い感情です
大きな流れになってほしいなあ、と思うので、大雑把に(笑)応援します

他力で生きてきた人気商売の人とは違いますよ
http://twitter.com/ShinobuMakimura/status/13764915642
http://twitter.com/ShinobuMakimura/status/13792266059

追記
ロンドンで金、は無理、事実上の引退決意
http://octhan.blog62.fc2.com/blog-category-45.html


posted by 183 at 13:41| フェミニズム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする