2013年06月30日

参院選の争点:漫画アニメ規制

6月28日夜に開かれた「ネット党首討論会」で、自民・公明・日本維新の会が共同提出した
児童ポルノ禁止法改定案について、出席した各党首が賛否を表明しています
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/28/news149.html
以下、反対する政党のコメントを簡単にまとめました

社民党 反対。児童ポルノの定義が曖昧ゆえ、持っているものが児童ポルノと思わなかった
ということがありえる上、家宅捜索もどこでも入ることが可能になる。
何歳というので判断していたものが、アニメだと該当するのかどうか。
表現の自由との関係で問題あり。

生活の党 3党案に反対。児童ポルノを理由に色んな分野で広範囲に官僚による規制強化に
つながり、表現の自由を阻害するおそれが大きい。
世界的に評価されている漫画・アニメを損なうおそれがある。

民主党 子どもを性的搾取から守るのは正しいが、法案には問題があり最低限修正すべき。
単純所持規制は過去何年もそれと知らずに持っていたのが罪になるので安全装置が必要。
漫画・アニメには被害を受ける子どもそのものがいないから、配慮が必要。
クールジャパンで伸ばしていかないといけないのに、若い漫画家やアニメ制作者が萎縮。

みんなの党 子どもの人権をどう守るかは検討必要だが、改定案には問題点が3つある。
まず漫画・アニメ規制がされようとしている。出版社の自主規制で文化が廃れる可能性があり、
憲法が保障する表現の自由を保障する憲法21条に抵触する可能性がある。
また警察・検察による恣意的捜査を可能にしてはならない。
検索エンジン会社による運用が難しく、幅広くブロックしなければならなくなる。

共産党 児童ポルノは子どもへの最大の虐待であり、大人の責任で根絶すべき。
だがネット上の児童ポルノのほとんどが現行法で取り締まり可能。単純所持を一律規制したり
創作物も規制対象にするとなると、問題解決に役立たないばかりか表現の自由と人権の侵害
につながるので反対。

みどりの風 民主党案には賛成だが今回の提案には全く反対。現行法で取り締まれるものや
これを補えばカバーできる。コミケには漫画家を目指す人たちがいて、コピーやパロディーから始める。性的な表現を含んだものもあるが、否定したらサブカルチャーは成り立たない。

民主・生活・みどりは民主党時代に共に対案を検討し提出してきたので、今回も共同歩調を取るものと思われます
回答からもそれが窺えます
外圧で規制が進められているわけではなく、民主党が与党時代に抵抗して持ちこたえたので
今回も最低限3党案をそのまま認めない歯止めの役割を期待しています
はっきり入ってしまえば、最低限、創作物規制は外して下さい、ということです
みんなの党は山田議員の尽力により党が反対にまとまりました
自民党にも反対する人が出てきています
いずこも党が反対でも個々の議員には賛成派もいる可能性はありますので、投票前に直接
お確かめ下さい


posted by 183 at 14:41| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする