2013年07月13日

創作には生みの苦しみがある

昨日の記事に補足します
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11246755.html?1373707322
実在児童ポルノのCG加工が、現行法で児童ポルノ認定されました
CGであることが注意を引き、創作物規制に及ぶのではないかとの危惧を持たれています
しかし、このCGは、児童ポルノ以前に写真集の盗作で、著作権を侵害しています
オリジナルが実写でも、モデルのないイラストでも、それを合成、加工して販売するのは
著作権侵害であり、それは作品ではなく盗作です

絵が描けなくても、写真が下手でも、画像編集ソフトが使えれば、誰でも他人の作品を
加工できます
パソコンで年賀状が作れる人なら、ネットで素材を集めて児童ポルノが作れます
労せずしてボロ儲けができます

しかし、自分で客に買わせる絵を描く、写真を撮るのは、相当の期間の修行が必要です
漫画なら、下絵の消しゴムかけだけでも、素人にはできません
消したつもりで消えていない、時間ばかりかかる、紙がくしゃくしゃになる、破る、汚す
という悲惨な結果になります
ペン入れができずに、ペンを捨ててしまう人もいます
いくら絵が好きでも、道具を使いこなすところから鍛錬しないと前へ進めません
デジタルコミックもCGもそうです
使いこなして自分の個性、魅力を出すのは簡単ではありません
道具が使えても、人物に魅力がないと商品になりません
これをクリアしてようやく商業媒体で仕事ができるようになります
児童ポルノを売って儲ける人と、苦労して自分の作品を作る人は、できた画像が似ていても
全く違うのです
表現したい考えや感情があるから努力するのです
ただ儲けたいなら、なぜそこまでして苦労して作品を作るのか、ということです
生みの苦しみがあるかないか、を考えて下さい
ただの児童ポルノと、創作物との質の違いを、理解してもらえれば、と思います

ただ児童ポルノで儲けたければ、他人の作品を盗作、加工すればすみます
そんな泥棒を処罰することに異議はありません
著作権侵害に加え、それが児童ポルノに該当するか否か、という判断が問われますが、
それについては、モデルの存在のあるなし、年齢等の検討が必要で、慎重さを望みます

単純所持については、ユーザーが、作品の製作過程まで知らないことが多く、また所有する
理由も様々ですから、処罰は無理だと思います
規制賛成派が、批判材料として集めた画像を捨て忘れて、逮捕されることもありえます
厳しい取調べで、本当のことが言える、それを認めてもらえる保証もありません
逮捕されただけで、噂になっただけで、社会的信用は失われ、職を失う恐れもあります
ただの単純所持の処罰は賛成できません

posted by 183 at 19:13| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする