2015年12月01日

Photoshop本来の使い方

時々イラストにPhotoshopを使用した写真加工を取り込んでいます。その場合元の写真は
見る影もありません。写真はあくまでも素材で、その上にブラシで線を描く、塗る、消しゴム
ツールで色を消す、グラデーションをかける、フィルタを使ってタッチを変える、イラストと
合成して編集しさらに加筆して仕上げる、という具合です。Photoshopはあくまで画材です。
色を塗り線を描くのですから、絵の具と筆の一種です。作品はあくまでイラストです。
しかしたまには、写真をご覧いただきたいために、今一つぼやけてはっきりしない元の写真の
明瞭度を上げる、明暗のコントラストを強くする、という程度の控えめな編集もします。
この場合のPhotoshopは写真加工ソフトです。
この本来の使い方で、11月29日の東京ドームシティホールのライブ会場周辺と、内部の写真を
アップしました。少し大きめの画像はHPのPrivate galleryにあります。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
noteには縮小した画像を上げています。解説もついています。印刷は無理ですがDLはできます。
https://note.mu/pinsuke/n/n1af248ff813d

実は、ライブ前日はなぜか気が乗らなかったのですが、行ってよかったと思いました。
ネットには、現実ではない見せかけの「光学現実」が溢れています。それは映像とは限らず、
他人を思うように動かそうとする煽動や勧誘、脅迫、或は魂胆のある優しい言葉も、現実を
見誤らせるホログラムのようなものだと思います。氾濫する大声に圧迫されて自分がなくなる
恐怖がふくらみ限界に来ていました。しかしそこから逃げるなという罵声もなお聴こえます。
自分もSNSを使いこなせず、他人に圧迫を感じさせたのではないかという加害意識もあります。
だからよけい、同じ不毛な応酬を続けていいとは思えません。
自分のやりたかった好きなこと、持っていた目的、時間を取り戻したいという覚悟を決めて
アカウントを整理しました。同じようなモヤモヤを抱えて疲れている人は少なくないだろうと
想像します。ネットは一対一でなく一対多、多勢に無勢ですから他人による圧迫感は強烈です。
そこへ、新譜のホログラムの崖を上る男のストーリーは、ぴたりと嵌りました。
特定の個人や団体をあげつらっているわけでなく、解釈自由のSFになっているところが芸です。
怯えながら登っている崖、大声に圧迫されて追い求めている目標は、本当は存在しない幻で、
歩く道を忘れているかもしれません。元の道に戻るのに罪悪感を持つ必要はないと思います。
アンコールのミラーボールの輝きは、作り物の光ですが、私は嘘のない温かみを感じました。
アルバム、ライブに興味をお持ちの方はこちらの特設サイトをどうぞご覧下さい。
http://interactive-live.org/world-cell-2015/
posted by 183 at 11:00| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする