2016年02月24日

段ボール追放その後

ご心配いただいた段ボール追放漫画家は、その後別の会社でご活躍で、もしかしたら以前より
稼いでおられるかもしれません。
ただ、これまでも書いたように、編集長が交代し作家を入れ替えるということがあります。
一生懸命な人が粘るのは当たり前ですが、一生懸命さが求められているわけではありません。
誌面刷新するために必要な作家を集めたいので、作風の固まった人を切るのは仕方ないかも
しれません。編集長が替る時に、担当から、続くかどうか言われます。次はないから他へ行って、
僕なら使うけど、上の考えだから仕方ない、と言われたことがあります。
また不況の時は売れないため予算も少なくなり、原稿料の安い若手、新人と、単行本が確実に
売れるスターが使われて、中間の、原稿料が半端に上がっている人が先に切られる傾向があり、
下げないと使ってもらえません。下げたら仕事のクオリティが維持できないと思う人は諦めて、
掲載は再録になります。今はそういう時です。個人の力では変えられないこともあります。
それにしても段ボールは非情です。しかしその人はすぐ次を見つけてバリバリ描き出しました。
そして少しでも高いところへ移っていきました。
漫画家を続けられるのはそういうタフな人です。必要なのは芸術的才能だけではありません。

これまでの「漫画けもの道」はHPに一覧にしています。
http://www.shinobumakimura.org/blog/
posted by 183 at 12:56| 漫画けもの道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする