2017年01月27日

イケメンカラー版数字の謎

イケメンにモノクロと同じ背景をつけてカラーにしました。これに使用したフィルタ、レイヤー効果は
Photoshop独自で、クリスタには同等の機能はありません。一度Photoshopでレイヤースタイルを使い、
クリスタで読み込むと消えてしまいます。それをまたPhotoshopで開いても戻りません。慣れないと
これで失敗します。クリスタで完全に仕上げてからPhotoshopで最終的な効果等の調整を行います。
イラストはトリミングして背景合成したものと、全身に数字を入れたものと2種類作りました。
背景はいずれもオリジナルで、昨日上げたものとは別です。
文字の意味の謎解きもお楽しみ下さい。
https://www.shinobumakimura.org/cgillustration/
posted by 183 at 14:27| 裁判員制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

本当の推定無罪

推定無罪という言葉は、日本でも一応は知られていますが、一度捜査機関の取調べを受けると
「あれだけニュースで言ってるんだから、やってるよ」と思われることは避けられません
日本人はマスコミを妄信する、魔女狩りが好き、死刑が好き、と自嘲する人もいますね
『推定無罪』(スコット・トゥロー)を読むと、米国人もマスコミに影響されやすい、
ということがわかり、安心します
推定無罪の意味も、一般にはよく理解されていないので、陪審員に説明します
『推定無罪』は、現職の検事補が書いただけあって、法廷描写がリアルです

主人公サビッチ検事補が、手がけていた殺人事件の被疑者とされ、疑惑を書き立てられます
疑われても仕方ない理由があり、私生活が道義的に非難されています
法廷で陪審員にどう思われるかが、運命を分かつ鍵ですから、不利な立場にいます
裁判長のラレン・リトル判事は、その重要な陪審員候補者に、こう質問します
「あなたはサビッチ氏が、起訴の理由となっているこの犯罪をおかしたと思いますか?」
「さあ、まだわかりません」と、候補者は答え、即座に陪審員から外されます
なぜ失格なのか、裁判長はその理由を次のように説明します


いですか、サビッチ氏は無罪である。裁判長のわたしがそう言っているのですよ。
みなさんはそこに坐っているとき、あちらを見て、自分に言い聞かせていただきたい。
あそこにいるのは無罪の人間である、と
 このようにして彼は続け、検事側には合理的な疑いの余地なく有罪を立証する責任があること、
被告人には無言でいる権利があることを説明する。


そして、次の候補者にこう尋ねます
「無実の人間は立ち上がって、自分はそんなことはしていないとはっきり言うべきだとは思いませんか?」
「言うべきだと思います」と候補者は正直に答えます
裁判長は、もちろんそうだろうが、その必要はないと憲法に定められている、と説明します


憲法をつくった人たちがこう言っているのですよ。“サビッチさん、あなたに神の祝福あらんことを、
神の祝福のもとで、あなたは何も説明しなくてもいいのです。検察側はあなたの有罪を証明しなければ
なりません。ですが、あなた自身はしゃべりたくなければひとこともしゃべらなくてもいいのですよ”と。
しかし、もしあなたがたの一人でも、サビッチ氏が説明すべきだという考えを持っていれば、
彼はこの神の祝福を受けることができないのです。


立証責任は検察側にある、ということが理解できます
被告が説明する必要はありません
日常、うまく説明できないから有罪だ、と思っている人も、陪審員としては、
合理的な疑いの余地ない立証がなされたかどうか見極め、判決を下すことを求められます

次に、裁判長はマスコミの問題を取り上げ、候補者に事件について何を読んだか質問します
陪審員に選ばれたくて、或は嫌で、嘘をつく人がいますが、徐々に真実を引出していきます


ほとんど全員が、この事件について何かを耳にしていた。リトル判事は約二十分もかけて、
それらが無価値な情報であることを説く。「この事件について、だれも何ひとつ知ってはいないのです」
と彼は言う。「証拠となり得ることはまだひとことも話されていないのですから」そして、
マスコミから得た情報を頭から締め出すことはできないと告白した六人を退廷させる


それでも報道の影響を完全に無視できる人はいない、と覚悟して、法廷闘争が始められます
裁判員も、検察審査員も、こうあるべきだと思います
まして彼らに提出される資料に、虚偽の報告書や、証拠の恣意的な選別があってはなりません

さらに、陪審員候補者には、その背景に関する予備尋問が時間をかけて行われます
以下、手に汗握る法廷闘争をぜひ直接お読み下さい
法廷では、最後までサビッチは一言も証言しません
弁護士が、不利になると判断して押し止めます
そして、本人の証言なしで、検察側の示す証拠の適否を追及し、虚偽をあばきます
まさに圧巻です
http://www.amazon.co.jp/dp/4167527073/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-737v
http://www.amazon.co.jp/dp/4167527081/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-737v
posted by 183 at 14:19| 裁判員制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月12日

裁判員休暇無給で交通費なしの場合も

長崎県経営者協会のアンケート調査の結果、従業員が裁判員に選ばれた場合
有給特別休暇を与えると回答した企業は4割
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090505/03.shtml
他は無給か、個人の有給を当てるか、未定です
対応を企業に任せておくと不公平になります
無給で日当1万では見合わない人もいます
少なくとも無給の場合は日当に上乗せするなどの配慮がいるのではないでしょうか?

さらに交通費は実費支給ですが、バス代が計算不能で支払われないことがわかりました
私の住む地域は、バスが公共交通の主力です
バスで数キロ移動するにも往復で400円〜500円かかります
複数の会社のバスを乗り継ぐ場合、さらにかかります
(私は日常可能な限り自転車を利用しています)
地域によっては、鉄道の便がさらに悪く、マイカーなしでくらせず、
バス代も高いところがあります
車の運転ができないか、家庭に車があっても自分専用の車の持てない人は
バス代が自己負担になってしまいます
それを補う具体的な対応策もまだできていないとのことです
広告には費用も時間もかけながら、そんな基本的な準備ができていない
というのは信じがたいことで、導入する側の意識の尊大さを感じます
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/29f5e12fad79eef3104e73f618c16a80



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2009年04月14日

面白陪審制映画

「ニューオーリンズ・トライアル」
ぼんやり見ても相当面白くアメリカの陪審制の勉強になるのでお薦めです
映画にも詳しく描かれ、DVDには解説もついている陪審コンサルタントという、
有利な陪審員を確保する(金持ちしか使えない)ビジネスがまかり通っており
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/~kichi/2004law-exam.html
決してアメリカの陪審制がいいとは言えない現実がわかります

ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション [DVD]
http://d.hatena.ne.jp/asin/B0002B5A7A
出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
発売日: 2004/07/23
メディア: DVD


「エリン・ブロコビッチ」は被告の大企業が陪審制を拒否し、
それでも多額の和解金を得て事実上勝利した実在の女性がモデルです

エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション
http://d.hatena.ne.jp/asin/B000R8X9ZS
出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日: 2007/07/25
メディア: DVD


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posted by 183 at 16:50| 裁判員制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月01日

裁判員日当3万円でも無理

裁判員の日当を上限1万円から3万円に引き上げるという提言が
推進派の議員団から法相に出されました
また、市民の負担を減らすため候補者を減らし辞退もより柔軟に認める
ということです
http://www.asahi.com/national/update/0828/TKY200808280148.html
上限ですから、3万円もらえるということではありません
仮に3万としても、自営やフリーでは損失の方が大きいのが普通です

漫画家でも、1週間前後休めば仕事が1本飛びますが、
日当は原稿料1本分になりません
新人でもどうかというところです
その仕事を断れば次のチャンスがない、ということもままあります
その漫画家のアシスタントは収入がなくなります
漫画家が休む時は、たいていはアシスタントの給料も支払いません
売れっ子ならその気になれば払えても、普通無理です
裁判の期間だけ同じ収入になる仕事を見つけるのは難しいことです
仮に見つけたとしても、そこにアシスタントが引き抜かれる恐れもあります
女性なら家事や育児や介護もしている人が多いので、大変な負担になります

漫画家だけ上げましたが、自営業でも、他のフリーランサーでも
雇っているスタッフの給料まで支払うとしたら、日当3万では無理です
もちろん休業による損失はカバーできません
以下の中小企業への調査をご覧下さい
仮に病気で医師から休業を指示されても休めない、と答えた人が5割近くになります
命がかかっていても休業じたいが無理な相談、という厳しさが見えます
下手をすれば潰れてしまいます
http://www.on-top.net/SNC/Cases/health.htm

柔軟に辞退を認める、というのが具体的にどの程度のなのか見えません
マニュアルを決めても、窓口次第になりそうです
口約束でお茶を濁してしまわないでしょうか?

会社員も、休業の後の処遇の保証はありません
非正規雇用ならなおさらです

裁判員側の負担のことばかり書きましたが、それは提言が
それだけのものだからです

日当を上げれば費用がかかり、結局それは税負担に跳ね返り、自腹です
目先の負担が軽ければ市民はやるだろうと侮っています
国会で延期、再考も含めて審議すべきだと思います

従来の裁判より人権が軽んじられることにならないか、
裁判員制と普通の裁判と、なぜ被告はどちらかを選べないのか、
レイプ裁判なら原告が選べないのか、
スピード裁判で粗雑にならないか、
連続殺人などをチームで分担して量刑が判断できるのか、
カバーするために裁判官がリードするとしたら、市民参加の意義があるのか、
まして一審だけが裁判員制では、半端で意義がわからない、
守秘義務の負担が重く、具体的意見が言えないのでは、
裁判が市民の批判できないブラックボックスにならないか、
そういう危惧に正面から応えてほしいと思います

参照
http://cgi.members.interq.or.jp/enka/svkoya/blog/enka/xn--fcrpb68l47o056c/2008_8_30_1079.html









posted by 183 at 13:29| 裁判員制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月18日

守秘義務違反におびえる

私は好奇心の強い女
^_^;
裁判員も、制度の内容次第ではやってみたいという好奇心はあります
しかし守秘義務があり、一生情報を口外することができません
漫画家としては、運良く体験取材したことを描けないのです
親しい人にも話せないのでは、精神にどういうダメージがあるかわかりません
対象になる事件が重過ぎます
仮にその体験によらずに犯罪ものを描いても、無意識に、エピソードや台詞に
裁判員体験の影響が出たり、そうでなくとも、作品をマークされ
あるいは恣意的告発などされて、守秘義務違反と誤解され、
処罰されたらどうしよう、と思います
ミステリーを描くことじたいが面倒になってしまいます
選ばれることで表現する自由を失うなら、やらない方がいい、と思います
しかも、選ばれれば相当な個人情報を把握されることにもなります
精神的に終身拘禁状態におかれるようなものです

アメリカの陪審員制では、守秘義務はなく、マスコミと接触することも
禁じられていません
検索で比較的新しい面白そうな陪審員映画を見つけました
参考に見てみます
『ニューオーリンズ・トライアル』
http://www.shonan-rockets.com/column/2004/02/04-1.html
posted by 183 at 14:00| 裁判員制度 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする