2017年12月28日

作品紹介を追加しました

本日配信を開始した『ブログ仕置人』の作品紹介をHPのWorksに追加しました。
現在ご購入いただける商品をリストアップして解説しています。
ご興味をお持ちの方はどうぞご利用下さい。
https://www.shinobumakimura.org/works/

HPにリンクを入れて紹介している配信サイトは一部です。
どこで配信するかは契約書にも書かれていません。
PC用とスマートフォン用とあり、非常に数が多く、増えることも変わることもあります。
私自身も全部は知りませんし、確認できていません。
最初編集部に問い合わせましたが、代表的なサイトだけを口頭で教えていただきました。
編集部が直接配信を行っているわけではなく、多数の商品について動きを把握しきれないのが実情です。
HPでご紹介しているのは検索でかかった大手が中心で、一部にすぎません。
またそこで商品検索をしても、ヒットしないこともあります。
とりあえずAmazonにリンクを入れることが多いのは、配信の予告が早く検索もしやすいからです。
しかしAmazonには独自のアダルト商品指定の基準があり、成人向けの漫画でなくても指定されることが
あります。
私が掲載していただいている雑誌は、成人向けの内容ではありませんが、いくつか指定されています。
調べたところ、性描写だけでなく、暴力や自殺の表現も問題になるようです。
サスペンスはどうしても人の生き死にを扱うことが多く、成人向け雑誌ではなくてもアダルト商品になる
ことがあります。
成人向けを期待して買うとガッカリされるかと思います。
サスペンスですので、誤解のないようにお願いいたします。
高校生以下の方は、他の配信サイトなら購入できますのでよろしくお願いいたします。
https://www.shinobumakimura.org/e-book/
波瀾万丈の女たち心を病みすぎた女たち Vol.16【電子書籍】[ 黒木里加 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア
波瀾万丈の女たち心を病みすぎた女たち Vol.16【電子書籍】[ 黒木里加 ] - 楽天Kobo電子書籍ストア
posted by 183 at 13:21| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月27日

ブログサスペンス明日配信開始

明日『ブログ仕置人』の配信が開始されます。
WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.16に収録されますので、どうぞよろしくお願いいたします。
左がタイトルロゴなしのオリジナルイラスト、右はロゴ入りです。
http://makimura.hatenablog.jp/entry/2017/12/27/095220
配信用のデータを無許可で使用することは作者もできませんので、描き下ろしたイラストを使って宣伝
しています。
これはあくまで目を引くためのイメージイラストであり、本文の絵とは少し違いますのでご了承下さい。

タイトルから想像されるように、ブログのコメント欄を利用した悪質な嫌がらせを題材にしたサスペンス
です。
匿名でメールアドレスを記入せず、特定の人物の住所氏名を書き込んで「殺害して下さい」と依頼する
「殺人依頼」スパムがあり、私も被害を受けました。
実際ネットで殺人依頼を受けて実行に及んだ事件もありますから、私は念のため警察に通報しておきました。
主人公は相手を軽く見てうっかり返信し、金銭目当てに事件に巻き込まれてしまいます。
得体の知れない相手とは簡単に単独でコンタクトを取らない方が安全です。
サスペンスはバッドエンドもありの娯楽です。
暗い結末であっても、私ならこんなバカなことはしない、という反面教師として余裕を持って楽しんで
いただければいいと思います。

私自身は小学生時代から少女漫画誌に載っていた恐怖漫画が好きでした。
昔の少女漫画はラブコメもスポ根もホラー、病気や貧困家庭を描いた社会派も、一冊に編集されていて
バラエティがありました。
その結果として何でも読むようになりました。
今はマイナージャンルになっているサスペンスやホラーも配信を通してもっと読んでいただければ
嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
波瀾万丈の女たち Vol.16 心を病みすぎた女たち [雑誌] -
波瀾万丈の女たち Vol.16 心を病みすぎた女たち [雑誌] -
 
posted by 183 at 09:55| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月22日

占う女の心理

本日発売の「恐怖の快楽」(ぶんか社)に『占う女』を再録していただきました。
趣味で占いをやる会社員の本音を描いています。
占い漫画を昔よく描きましたが、これは占い嫌いを公言する編集長の作るレディコミに描いた短編です。
占い漫画といっても、占いの扱い方は色々です。やり方次第でどうにでもなります。
サスペンスの材料として使う分には自由です。
この作品は占う女性の人間像に焦点を当ててその心理を描きました。
占いで問題が解決する結末ではなく、また別の見どころがあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
http://ur0.link/HGx1

posted by 183 at 12:36| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月18日

配信予告アップ

12月28日に『ブログ仕置人』の配信が開始されます。
WEBマガジン「波瀾万丈の女たち」Vol.16に収録されますので、どうぞよろしくお願いいたします。
恒例のイメージイラストもHP他にアップしました。
トップページのサイドバーにありますのでクリックして販売ページをご確認下さい。
すでに予告が出ている大手にリンクを入れましたが他でもお買い求めいただけます。
イラストはこちらでご覧いただけます。
http://makimura.hatenablog.jp/entry/2017/12/18/160505
この漫画はブログのコメント欄を利用した悪質な嫌がらせを題材にしています。
匿名でメールアドレスを記入せず、特定の人物の住所氏名を書き込んで「殺害して下さい」と依頼する
「殺人依頼」スパムです。
実際ネットで殺人依頼を受けて実行に及んだ事件もありますから、見過ごせません。
主人公は金銭目当てに事件に巻き込まれてしまいます。
実は私も書き込まれて削除しましたが、何度も同じようなコメントをつけられて手に負えませんでした。
他にも被害者がいましたが、誰でもというわけではなく、自分がつけ狙われるのが不気味でした。
また指名された人物が実在して万一のことがあっては困りますので、念のため警察に通報しました。
スパム対策に追われてブログのコメント欄も閉じましたが、それで終りにはなりませんでした。
利用していたブログは、コメントを受け付けない設定にしても、過去の記事についたコメントは表示され、
新しいコメントを投稿できるのです。
その後もずっと過去の記事へのコメントスパムが続き、その削除に追われて時間を失い神経も疲れました。
現在もブログでコメントを受け付けないのは、そうした事情によります。
Twitterやpixivは全体公開にして交流しています。
ブログと違い会員登録が必要で、ブロックもできる利点があります。
HPのメールフォームではお仕事のご依頼も受け付けています。
氏名、件名、メールアドレスを明記の上でお願いいたします。
https://www.shinobumakimura.org/contact/
posted by 183 at 16:10| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月13日

作品紹介を追加更新

HPのWorksに配信、販売中の作品の内容紹介と画像をまとめて追加更新しましたのでご利用下さい。
どこでどんな作品が買えるのか一目でわかるようになりました。
販売サイトへのリンクも入れました。
https://www.shinobumakimura.org/works/
牧村しのぶONLINE SHOPにも作品の内容紹介を追加しました。イラストをクリックすると詳細が
拡大表示されます。
https://paidia0.wixsite.com/mysite

自分が本を買う時は紹介文を読んで興味のある作品を選びます。何もないとどれから手をつけて
いいかわかりません。必要なことは分かっていましたが、なかなか手をつけられずご迷惑をおかけ
しました。
旧作の個人配信は全作カラー扉絵が描き下ろしになっています。無料配信もあります。
読んでみたい作品がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。
posted by 183 at 15:21| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

弱さの怖さ

紙の新刊です。本日発売の「家庭ミステリー」(ぶんか社)に『弱き者を再録していただきました。
兄嫁の死にまつわる疑惑を暴く辛口サスペンスです。
タイトルの「弱き者」はシェイクスピアの『ハムレット』から取ったものです。ハムレットの母が
夫の死後すぐにその弟と結婚してしまったことを嘆く台詞にあるfrailtyを弱き者と翻訳したのは
坪内逍遥です。勿論意味は伝わります。ただ「弱き」だけを切り離すと、女性は社会的弱者である
という意味に誤解されかねません。しかしそういう意味ではなく、意思が弱いという意味です。
逍遥も後に「脆き者」に改訳しましたが、最初の訳が定着しています。
http://www.wa.commufa.jp/~anknak/itadori025-gokaigoyaku.htm
私の意図も、社会的弱者という意味ではなく、内面の弱さを指しています。
弱さが時として他人への攻撃、暴力を引き起こすことを客観的に描くように心がけました。
暴力の理由というのは、ずっと追い続けたテーマの一つです。
ラブコメからサスペンスに移ったのはただ雑誌が潰れたからという事情によるわけではなく、必然的な
変化で、不可避だったと思います。女性向け漫画といっても全てが恋愛ものではなく風刺もサスペンスも
あります。出版が好調の頃は10万分以上完売していました。今は配信の方が伸びてきています。
レディコミはラブコメ・官能だけという思い込みを持たずにお読み下さると嬉しいです。





posted by 183 at 14:30| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月30日

アダルト商品指定を解除していただけました

アダルト商品指定が不当だと書いていた「ご近所の怖い噂」1月号の指定を解除していただけました。
http://urx2.nu/HhLX
「恐怖の快楽」11月号もアダルト商品指定を解除していただきました。重ねて感謝いたします。
http://urx2.nu/HhMK
私の投稿か、他の方の申し入れかはわかりませんが、お読みいただき、ご理解をいただけて感謝いたします。
こちらも感情的になり思い込みで強い言葉を使ったかもしれません。非礼をお詫びいたします。
投稿を読んで励まして下さった方には感謝いたします。もしかしたら、よけいなことを書かない方がいいのに
馬鹿だ、と思った方もいらっしゃるかもしれません。しかし黙っていれば聞き入れてもらえることもなく、
誤解と不利益を被ったままだということを知っていただければ幸いです。
私も今回は正直気持ちが萎えて直接問い合わせはまだしていませんでした。
もう少し様子を見てから問い合わせたかもしれませんが、気後れしたことについても反省しています。 





posted by 183 at 14:08| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

アダルト指定の理由が不明

見本誌到着しました。全作中ベッドシーンは5コマ。2コマは顔と肩の一部だけ。残り3コマは見えるのは
上半身だけで腕で半分隠れています。話の展開上必要というだけで官能が見せ場ではありません。
他の漫画はそもそもベッドシーンがありません。ペットや介護現場の漫画も載っています。
私の作品は再録ですが、オフィスものです。殺人も自殺も事故もありません。
第二特集が「死者の告白」で、通常より殺人、自殺、事故の話が多めですが、サスペンスなら当然です。
これがダメならサスペンス、ミステリーは全部ダメ、ホラーも体験漫画もダメです。私の手元にもこれ
以上に殺人や自殺、事故の漫画がたくさん載っている雑誌はありますが、どれもアダルト指定にされて
いません。この雑誌だけ問題にされる理由がわかりません。もともと40代の主婦が読者層の中心です。
取り立ててアダルト商品にする理由があるとは思えません。
時々こういう何のためかわからない指定がされています。担当者が嫌いな漫画だから指定したとしたら、
とんでもないことです。少年漫画で映画にもなったヒット作の方がよほど暴力や死体が出てきます。
それはどれもアダルト商品にされていません。女性漫画に対する差別と偏見ではないでしょうか。
官能と思って買うとガッカリしますので、ご注意下さい。
辛口のサスペンスです。
表紙.jpg
posted by 183 at 15:57| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

女性社員のマウント、リベンジ

本日発売の「ご近所の怖い噂」が、またある大手ネットショップでアダルト商品に指定されています。
リンクを貼ってもアクセスできない、検索にもかからない状態になっています。大丈夫なところも
ありますが、売り上げに影響します。私自身は一度もエロ漫画を描いていませんし、掲載誌は一般向けで
成人向けではありませんが、影響を受けます。何が問題なのか見本誌が来たらチェックして追記します。
私の漫画は「見せつける女」というタイトルの通り、会社の先輩女性社員が後輩を嬲り者にして弄び
自ら手痛いしっぺ返しを受けるリベンジものです。よろしければご覧下さい。
他のネットショップでは、高校生でも、どなたでもご購入いただけます。
http://7net.omni7.jp/detail/1206199841

成人向けのレディコミと一般向けのレディコミの違いを分かりやすく書きます。成人向けはどの漫画も
官能がメインです。一般向けは、官能もあっても一冊の中に育児、ペット、介護、料理の漫画など色々
な漫画が掲載されます。主婦の友だち同士の悩み、近所のゴミ出しのトラブル、子供の病気、夫の浮気
の悩みなど内容は多岐にわたります。
私はそもそも少女漫画で最初の課題であるラブコメが苦手でした。女性の成人向けも男女の恋愛が描け
ないと通用しません。私は占い、ミステリーに方向転換して仕事を続けました。そこでもタロットや手相、
気学を使い、心理ものは母と娘の難しい関係、いじめを多く描き、反応もいただいています。
掲載していただいているレディコミはそれを受け入れてくれる雑誌で、成人向けではありません。
なのに掲載誌がアダルト指定され、抗議して撤回していただいたことがあります。指定された理由は
教えていただけませんでしたが、児童虐待の漫画があり、その中に子供の裸が描かれている場面があり
ました。児童虐待を批判する内容です。それがアダルト指定で、他の漫画も特に官能が見せ場になって
いないのにアダルト指定は困ります。高校生以下の読者もいるからです。
アダルト商品のマークが出ると、どういう内容だと想像されますか?児童虐待、育児、介護の悩み、
いじめ、ご近所トラブルの漫画が載っている漫画だとは思えないでしょう。本来の読者を失います。
成人向けはそれなりの覚悟があり、作家も自分の意思で描いています。中には人間を深く描いた胸に迫る
作品もあります。見たくない、子供に見せたくないという人がいることはわかります。しかし成人向けも
悪いとは言えません。女性にも必要とする読者がおり、表現したい作家がいて成り立っています。
特に成人向けに限らず、一般向けの雑誌を曖昧な規準でアダルト商品に指定することには弊害があります。
明確な指針の開示と慎重な対応をお願いしたいと思います。
posted by 183 at 14:03| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月28日

実は主人公がバカだったシリーズ

本日発売の「ご近所の怖い噂」に『同居人』を再録していただきました。ネームの一部を変更しています。
私が一時期集中して描いていた「主人公がおかしい」シリーズです。周りが悪くて主人公が正義という
思い込みの危うさを戯画化しています。
他人に批判的な主人公が、次々他人と縁を切りますが、実は自分の欠点に気づかず、周りに許されていた
ことにも気づかなかった、というオチです。笑っていただけるように人物像は誇張しました。
よろしければご覧下さい。
posted by 183 at 14:28| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

「女の不幸人生」発売

本日発売の紙の新刊です。
「女の不幸人生」(ぶんか社)に『子供がかわいそう』を再録していただきました。
夫の浮気、性病を繰り返しうつされたことで不信感が募り離婚した主婦を、子供がかわいそうだと
責める人たちが多いこと、離婚が傷として蔑まれることを女性の目線で描き、負けないように闘う
ストーリーにしました。理屈では話が動きませんから、嫌がらせの犯人捜しの推理を入れて娯楽性を
持たせるように工夫しました。
ネーム(台詞)は初出と違い一部修正しています。時間がたつと変えた方がいいと思う部分が出てきます。
再録や配信では初出より完成度の高いテキストでお読みいただけるように努力しています。
一度お読みの方も、よろしければご覧下さい。
配信は数が増えてHPがわかりにくいとのご指摘があり、別にWixに牧村しのぶONLINE SHOPを作りました。
配信先が多すぎて網羅は無理ですが、大手サイトへのリンクは入れています。他はお手数ですが検索で
ご利用下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
https://paidia0.wixsite.com/mysite
posted by 183 at 15:15| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月23日

ネットで殺人依頼された女

紙の新刊です。本日発売の「恐怖の快楽」(ぶんか社)にネット犯罪を描いた「ブログ仕置人」を
再録していただきました。
固有名詞が出せないのでLINE、Twitterは漫画にそのまま使えませんがブログは大丈夫でした。
この漫画を描いた頃よりネットユーザーが増えたので今の方が話がわかりやすいかもしれません。
当時ブログのコメント欄に殺人依頼を書き込むスパムがはやりました。私もやられて警察に通報し
受理していただきました。実際にネットで見知らぬ人から依頼を受けた金銭目的の殺人もありました。
漫画の主人公は通報せず、お金を取ろうとして陥穽に落ちます。
よろしければご覧下さい。
posted by 183 at 15:03| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月07日

痴漢に抗議しない女

紙の新刊です。本日発売の「家庭ミステリー」(ぶんか社)に『女の敵』が再録されています。
配信もされていますが、私の作品以外は別編集ですので、お好みでお読み下さい。

痴漢被害を受けた女性の立場から描いた作品ですが、痴漢冤罪被害を受けた男性の発言も出しています。
双方被害者で悪いのは痴漢です。男は、女はという男女の対決ではありません。痴漢は犯罪です。

作中、被害女性が声を上げることを批判し「真っ赤になってうつむいてろ」と女性の敵に回る女性を
描いていますが、これは実際に聞いた女性の話をヒントにしています。
この作品を描く前に、痴漢に抗議する女性、フェミニストが嫌いと言う女性にたまたま会い、頭に残って
いました。彼女は既婚で子供も順調に育てていました。その上産後早く仕事に復帰し働いていました。
頭がよく能力があり、行動的でした。それなのになぜ女性を批判するのか聞いてみると、痴漢などに
抗議する女性は口だけで、弱くて自立していないから嫌い、私の方が自立している、ということでした。
その女性は私より年輩で、世代的には男女差別が強い時に世に出ています。タフで我慢強く、不言実行
という印象の人でした。「痴漢なんか、黙って真っ赤になってうつむいてりゃ可愛いのよ」とその人が
言うのは、彼女自身がそうだったからです。実力はありましたが、肝心な時に肝心なところで、有力な
男性の協力を得て働いていました。夫を立てて家事も自分でやり、愚痴っぽくもありませんでした。
その人は自立していると思います。口だけで実力が伴わないことへの苛立ちや羞恥は、私も感じます。
口より実行が先、結果を出して初めて認めてもらえる、というのは、昔ほどその通りでした。
しかしその当時に比べると、女性の登用は進み、口に実力が伴う女性は昔より増えていると思います。
この作品を描いたのは、話を聞いた時より10年近く後で、時代の変化を感じていました。ですから話を
そのまま描かず、女性を批判する女性を矮小化して愚かなエゴイストとして描きました。
しかし口先だけというのは、私はやはり恥ずかしいと思います。痴漢被害に遭う主人公は、会社では仕事
は真面目にやり、すぐに投げ出すような人物にはしませんでした。そのくらいでないと見返せません。
よろしければお読み下さい。

posted by 183 at 12:59| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

顔で嫌われる女

紙の新刊です。本日発売「家庭サスペンス」(笠倉出版社)に『顔』が再録されています。
会社の上司に顔を嫌われ、とことん追い込まれる部下の女性の苦悩を描いたサスペンスです。
たかが顔で、女は顔を気にしすぎると言われても、男性にも顔で人に嫌われる苦労はあります。

実はこの話の着想は森鴎外の『阿部一族』から得ています。
熊本藩主の細川忠利に嫌われて殉死を許されなかった阿部一族が滅亡する悲劇を描いた名作です。
勿論作品として比較にもなりませんが、ストーリーを考えていた時に頭に浮かんだのです。
阿部弥一右衛門は細川忠利によく仕え、小姓だった頃から気が利いて、言われなくても働くのですが、
忠利は何となく気に食わず「この男の顔を見ると、反対したくなる」、非は自分にあると思っても
言うことを聞けない癖を直せず、病床について死ぬまで殉死を許しませんでした。許しがなければ
勝手に殉死できません。その結果命を惜しんだ男と侮辱され、最後は一族滅亡まで追い込まれます。
青空文庫で無料で読めますので、興味のある方はどうぞご利用下さい。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/673_23255.html

私の漫画では、現代の会社員の上司と部下の悩みになっておりエピソードは全てオリジナルです。
どこが似ているかと言えば、悪人ではないのに、よく働くのに、それでも憎まれる理不尽さです。
阿部弥一右衛門と違い、きつい顔、特に釣り目が上司に嫌われたと理由を絞り込んで、分かりやすく
描いています。最後まで似ても似つかないエピソードと会話の連続で、結末も違い、ヒントにした
とさえ気づかれないと思います。現役の作家の小説だとしても、問題になる部分は全くありません。
しかし最初の着想が大事で、それがうまくできると人物が動き出します。
そういう意味ではやはり先人の功績はありがたいものです。
posted by 183 at 12:43| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月14日

漫画けもの道完結

新人時代の裏話「漫画けもの道」は14回で完結させました。
ブログ掲載当時重複していた内容を整理し、言葉が足りなかった部分は加筆しています。
HPならブログと違い中高生も自由に閲覧できます。
よろしければお時間のある時にお読み下さい。
https://www.shinobumakimura.org/essay/
posted by 183 at 14:55| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月13日

タイトル地獄・打ち合わせ地獄改訂版

昨日の続きです。以前「タイトル地獄」と題してアップした記事他5編をEssayに追加しました。
「スパルタ編集」は「打ち合わせ地獄」と改題して修正しました。
周辺の裏話ばかり続いたので、漫画のタイトルとネームの打ち合わせの経験を書いたものです。
楽しい、自由で羨ましい、許せないと思っている人にぜひ読んでいただきたいと思います。
https://www.shinobumakimura.org/essay/
posted by 183 at 12:18| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月12日

Essay追加

HPに新たにEssayのページを作りました。手始めに、ブログで反響の大きかった新人時代の裏話「漫画
けもの道」シリーズを加筆修正して掲載しました。とりあえず4話までアップしています。逐次追加
させていただきます。
ブログの記事のうち重複した部分を整理し不足分は加筆して読みやすくしました。
https://www.shinobumakimura.org/essay/
ブログは子供が親御さんの了解なしで読めないフィルタリングサービスの対象です。他のSNSも同様です。
幸い私のHPはフィルタリングの対象になっていません。HPに掲載した文章は中高生でも閲覧できます。
今後HPにもう少し独自の内容を加えて少しずづ作り直そうと思います。
HPのBlogは外部ブログへのリンクのみで独自の内容がありませんので、削除させていただきました。
外部ブログ(つまりここ)へのリンクはLinksにまとめてあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 183 at 15:26| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月06日

つくす女の消費期限

紙の新刊です。
本日発売「家庭ミステリー」(ぶんか社)に『気のきく女』が再録されました。
珍しく献身的で男性を立てるいい女に見える若い女性が、会社の先輩の恋人を奪って結婚しますが
またたく間に正体を現します。喩えて言えば昔話の『舌切り雀』のようなお話です。
大きく見栄えのするお土産をもらって得したと思ったら、お化けが出てきました(笑)。
あまりに心地よいおべっかを使う相手には、裏があると思って警戒した方がいいと思います。
悪意はなくても、誰でも短い間は相手に合わせることはできますが、長期間となると別です。
最初に無理をするとそのうち負担に耐えられなくなることは、人間関係にあることだと思います。
コミカルに描いていますので、気楽にお読みいただけると思います。
家庭ミステリー 6月号 -
家庭ミステリー 6月号 -

posted by 183 at 11:41| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月27日

『トワイライト・クルーズ』再録及び配信

26日発売の「ご近所の怖い噂」に『トワイライト・クルーズ』が再録されています。
発売日が早まり通常28日が26日になったのに気づきませんでした。
告知が遅れて申し訳ありません。まだ在庫はありますのでよろしくお願いいたします。

密室育児、夫の非協力、子供の言葉の遅れに悩む母親を描いています。
ママ友とのつきあいでも見下され、息子は暴力事件の濡れ衣を着せられます。その疑いを晴らすために
夫が協力してくれたことが、解決につながります。
初出は20年前で、病み上がりの体で描いた作品です。絵に不満があり、大幅に修正加筆しました。
一ヶ所、トーンが切れている部分を後から見つけたのですが、原稿には貼ってあったもので、その後
どこかではがれたものと思います。目立ちませんが、不手際をお詫びいたします。
配信の方は、さらに手を加え、トーン切れも直しています。扉絵は雑誌掲載時とは異なる描き下ろしで、
おまけのイラストもついており、1作のみの単体商品です。
よろしければご利用下さい。
http://p.booklog.jp/book/102455
https://makimura.booth.pm/items/402590

ご近所の怖い噂 128 (ほんとうに怖い童話 2017年06月号増刊) [雑誌] -

2017年04月13日

PDF更新

以前アップした「トワイライト・クルーズ」PDFを加筆修正して更新しました。
最初から加筆修正は入っていましたが、デジコミに慣れ以前より修正が自由にできるようになったので
さらに背景を加え、線を調整するなど細かな修正をしています。
絵があまりにも古いので何とか可能な限りカバーしました。
おまけのイラスト2点も更新しました。扉絵のタイトルロゴなし版と、背景違い版です。
全ての配信サイトでファイルを差し替えています。
HPに配信のURLをまとめています。どうぞよろしくお願いいたします。
https://www.shinobumakimura.org/e-book/
posted by 183 at 23:31| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする