2016年10月04日

風景写真

HPのPrivate galleryにさいたま新都心で偶然撮影した風景写真をアップしました。
私のことですから被写体の好みは決まっています。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
posted by 183 at 17:47| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月06日

風景写真

HPのPrivate galleryに幕張で偶然撮影した風景写真をアップしました。
よろしければご笑覧下さい。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
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2016年02月17日

文鳥マグと100円コーヒーカップ

ワゴンセールで買ったコーヒーカップが気に入って愛用しています。
値段は100円でしたが汚れが目立たず欠けることもなく、意外と量も入るのでつぎ足さずに
お茶やコーヒーが飲めます。椅子から動きたくない仕事中に活躍していました。
マグも持っていますが、少し傷、汚れが目立ってきて新品を探していました。
折よくツイッターで見たイラストレーターの方の文鳥のイラストが気に入り、特注でマグを
作っていただきました。ツイッターはこちらです。
https://twitter.com/sakanaalkali
高さ95mm、口径82mm、少し大きめに見えました。マグでコーヒーを飲むと、多すぎるような
気もします。
そこで、いつものようにMサイズ(210ml)のコーヒーを作って注いでみました。
見た目はほぼ6分でちょうどいい感じです。
これをいつものコーヒーカップに移してみました。
マグとコーヒーカップではかなり大きさが違い、とても入らないように見えます。
しかし注いでみると、意外にも入りました。
いつもそれで飲んでいたので当然と言えば当然なのですが、マグ並に使える物でした。
高さも口径もマグより小さいものの、底部が広がっていてMサイズが入るデザインです。
そして文鳥マグも、いつもの量でコーヒー、お茶を飲むのにちょうどいいサイズでした。
マグとコーヒーカップの比較をモーションプリントにしてみました。その一部です。
4.jpg
よろしければ大きいサイズで比較画像をご覧下さい。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/

posted by 183 at 13:23| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月01日

Photoshop本来の使い方

時々イラストにPhotoshopを使用した写真加工を取り込んでいます。その場合元の写真は
見る影もありません。写真はあくまでも素材で、その上にブラシで線を描く、塗る、消しゴム
ツールで色を消す、グラデーションをかける、フィルタを使ってタッチを変える、イラストと
合成して編集しさらに加筆して仕上げる、という具合です。Photoshopはあくまで画材です。
色を塗り線を描くのですから、絵の具と筆の一種です。作品はあくまでイラストです。
しかしたまには、写真をご覧いただきたいために、今一つぼやけてはっきりしない元の写真の
明瞭度を上げる、明暗のコントラストを強くする、という程度の控えめな編集もします。
この場合のPhotoshopは写真加工ソフトです。
この本来の使い方で、11月29日の東京ドームシティホールのライブ会場周辺と、内部の写真を
アップしました。少し大きめの画像はHPのPrivate galleryにあります。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
noteには縮小した画像を上げています。解説もついています。印刷は無理ですがDLはできます。
https://note.mu/pinsuke/n/n1af248ff813d

実は、ライブ前日はなぜか気が乗らなかったのですが、行ってよかったと思いました。
ネットには、現実ではない見せかけの「光学現実」が溢れています。それは映像とは限らず、
他人を思うように動かそうとする煽動や勧誘、脅迫、或は魂胆のある優しい言葉も、現実を
見誤らせるホログラムのようなものだと思います。氾濫する大声に圧迫されて自分がなくなる
恐怖がふくらみ限界に来ていました。しかしそこから逃げるなという罵声もなお聴こえます。
自分もSNSを使いこなせず、他人に圧迫を感じさせたのではないかという加害意識もあります。
だからよけい、同じ不毛な応酬を続けていいとは思えません。
自分のやりたかった好きなこと、持っていた目的、時間を取り戻したいという覚悟を決めて
アカウントを整理しました。同じようなモヤモヤを抱えて疲れている人は少なくないだろうと
想像します。ネットは一対一でなく一対多、多勢に無勢ですから他人による圧迫感は強烈です。
そこへ、新譜のホログラムの崖を上る男のストーリーは、ぴたりと嵌りました。
特定の個人や団体をあげつらっているわけでなく、解釈自由のSFになっているところが芸です。
怯えながら登っている崖、大声に圧迫されて追い求めている目標は、本当は存在しない幻で、
歩く道を忘れているかもしれません。元の道に戻るのに罪悪感を持つ必要はないと思います。
アンコールのミラーボールの輝きは、作り物の光ですが、私は嘘のない温かみを感じました。
アルバム、ライブに興味をお持ちの方はこちらの特設サイトをどうぞご覧下さい。
http://interactive-live.org/world-cell-2015/
posted by 183 at 11:00| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月04日

選手パネル写真追加

昨日アップしたさいたまスーパーアリーナのジャパンオープン記念写真に、パトリック・チャン選手、
グレーシー・ゴールド選手のパネル写真を追加し、会場出口の写真の色を再調整しました。
全て私が撮影し、見やすいように加工しております。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
https://note.mu/pinsuke/n/n87a018be3bb8
あくまで念のために書き添えますが、転載なさる場合は、参照元の明記をお願いいたします。

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2015年10月03日

浅田選手復帰記念風景写真

さいたまスーパーアリーナで行われた浅田真央選手復帰戦ジャパンオープン2015の会場の
風景写真をアップしました。HP(クリックで拡大)とnote(DL可能)にあります。
選手のパネル、展示されていた衣装も偶然写り込んでいます。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
https://note.mu/pinsuke/n/n87a018be3bb8
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2015年05月31日

偶然撮影できた風景写真

千葉方面で偶然撮影できた風景写真をアップしました。
復興に寄せるメッセージが写りこんでいます。
条件が悪く、人に押されてシャッターを切ったため、ピンボケで、何とか使えるのが2枚だけ。
それも不完全で申し訳ありません。皇帝はシャッター押した瞬間に人の頭が横切って、隠れて
しまわれました(泣)。
おわびに1枚、今美男としてもてはやされるトップアスリートの少年時代のグラビアをコラージュ
にして上げました。誰が誰だかおわかりでしょうか?
この頃は皆田舎の垢抜けない男の子でした。美男は1日にしてならず、心がけしだいで変わる
という励ましになればと思います。
よろしければご笑覧下さい。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
posted by 183 at 15:32| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月03日

マイストアに商品追加

以前使っていたHPにお薦め本のリストを上げていたのですが、容量が足りなくなり
新しいHPを作る時に、リンク集のページにマイストアを入れ、そこに好みの映画、
本、音楽CD、DVDを入れました。あくまで自分の趣味の中から、比較的多くの方に
ご紹介しやすい作品を選んだつもりです。
スケート関連もありますが、私が見て外れではなかったものに限っています。
趣味的な商品紹介ですから、ほとんど動きはなかったのですが、最近になって、
若干お客様が増えてきたため、最近読んだ本を含め、商品を追加しました。
よろしければご利用下さい。
http://astore.amazon.co.jp/makimura-22
ホームページにリンクを入れています。
http://www.shinobumakimura.org/links/

posted by 183 at 14:37| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月08日

FOI2014風景写真アップ

昨日幕張で開催されたFOI2014会場の風景写真をアップしました。
偶然出演者2名の等身大パネル、PVが映り込んでいます。
あくまで風景写真です。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
2人のパネルの間に映り込んでいた観客はPhotoshopで消しました。
加工の痕跡がわかりますが、このあたりが素人の限界ですので、お見逃し下さい。
このように無駄な作業をしながら、いらないものを写真から消す方法を憶えました。
posted by 183 at 15:27| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月05日

マイチャンネルURL変更

YouTubeのマイチャンネルのアドレスを変更しました。
手違いでアカウントが2つになっていたのを1つにまとめました。
アクセスは0に戻ってしまいましたが動画はご覧いただけます。以前アップした白鷺の
動画は、冒頭の手ぶれを修正せず音も消さずにアップしたため多少画質が改善しました。
こちらからどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCON_4frKmyxukhIZXmaao3w
posted by 183 at 00:43| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月03日

マイチャンネル作成

YouTubeにマイチャンネルを作りました。
私の投稿した白鷺と桜の動画をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
Google+へのリンクもあります。
https://www.youtube.com/channel/UCON_4frKmyxukhIZXmaao3w
ホームページにもリンクを入れてあります。
http://www.shinobumakimura.org/links/
お気に入りの動画もぼちぼち登録していきます。
フィギュアスケートか猫ですが・・・。

よく間違われますがFacebookの同姓同名の女性は別人です。
私はFacebookは使用していません。
検索しても公式のない作家さんには困ってしまうので、一応必要なサイトは作りました。
秘書がいないので管理・投稿に限度があり、初心者レベルですがご容赦下さい。
posted by 183 at 14:20| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月31日

世界選手権記念写真追加

昨日は町田くんと真央ちゃんのパネルの写真も撮影しましたが、照明で顔が白く光って
見えなくなっていました。肉眼では見えたのですが、写真は真っ白でお見せできません。
しかしPhotoshopの本来の補正機能を使えば、ある程度は回復できるかもしれないと
思い直して補正してみました。
はっきりとはいきませんが、面影がわかるところまでは補正できましたので追加しました。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
これらの出演者のパネルの周りに記念撮影する人がぎっしり集まり、近づくのはここまでが
精いっぱいでした。当日はプログラムも売り切れで、物品の収穫はなく、こんな写真だけ
ですが、雰囲気だけでも味わっていただければと思います。
posted by 183 at 13:43| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月30日

世界選手権記念写真

世界選手権は見に行く予定はなかったのですがチケット争奪が激しく、知人に協力を
要請されて先行予約に申し込んだうち、エキシビションが2枚当たり、1枚を私が
使えることになりました。TV撮影のためのクレーンが視界を遮り殺意を憶えましたが、
クレーンが邪魔な時はスクリーンを見ればいいという切り替えに慣れて楽しみました。
訳ありのチケットではなく手数料を支払い先行予約で買ったのに見えにくいのは残念です。
しかし、最後かもしれない真央ちゃんのミスのない笑顔の演技と気迫あふれる羽生くんの
ロミオを生で見ることができました。場内は撮影禁止ですが、場外は許可されており
私も人の頭をかきわけて撮ってきました。
偶然面白い写真になった1枚をHPに上げました。よろしければご笑覧下さい。
http://www.shinobumakimura.org/private-gallery/
posted by 183 at 20:15| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月28日

動画サイトに投稿してみた

昨日偶然目の前に舞い降りた白鷺を、手持ちのデジカメでビデオ撮影しました。
昔は自宅周辺にも学校の周辺にもよく飛来しており珍しくなかったのですが、卒業以来
しばらく近くでその姿を見ることはなく、もう見られないだろうと思っていました。
実はこの撮影には前置きがあります。
昨年、鷺を剥製にして展示している記念館を訪れたことがあり、その時、剥製は見られても
生きた鷺はもう見られないのか、と思いました。その翌日、目の前の川に鷺が舞い降りたのです。
まるで私の考えていたことが鷺に伝わったような気がしました。
その日はビデオ撮影はできませんでした。見ているだけで精いっぱいです。
かろうじて写真は撮りましたが手ぶれしていました。
その後また、しばらく同じ場所で鷺を見かけることもなく、めったに見られるものではないと
すっかりあきらめていました。
そこへ昨日のご降臨。今度は迷わず覚悟してビデオに切り替え姿を追いました。
そして、無理だと思った飛翔の瞬間を収めることができました。
急遽動画サイトにページを作り、ビデオを編集して焦点が合うまでの手ぶれ映像をカットし
生活音を消して、アップロードしました。
つまらないものですが、これとていつでもできそうで、できないものです。
画質も悪く特に見どころがあるわけでもありません、個人的な記念です。
posted by 183 at 18:00| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月18日

「舞姫」モデルのその後

六草いちか氏が「舞姫」エリスのモデルを発見し、さらに存命の親族を探し出して取材し、写真
と遺品、手紙まで見つけ出しました。
その過程が「それからのエリス いま明らかになる鴎外『舞姫』の面影」にまとめられています。
それまでのモデル詮議が全て確かな資料の前に吹き飛んでしまいました。
ネット上に書き散らされているデマも否定されました。
地道な取材の積み重ねから成る労作を読了し、深い感慨に浸りました。

モデルの名はエリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルト、鴎外と会った頃には母親は再婚して
きょうだいもおり、「舞姫」の母子家庭とは家族構成が違っています。
彼女は20歳、妹のアンナ(通称はクララ)が先に結婚していました。その子供は早世しており、
その名がエルンストです。「舞姫」のエリスの父親「エルンスト」と同名で、ここから名が
取られたのではないか、と推測されています。
エリーゼが鴎外を追って来日したのは事実ですが会わずに追い返したというのは間違いです。
2人で何度も会っており、円満に帰国させています。
その後エリーゼに関するはっきりした記録はないのですが、鴎外は周囲に迫られる形で結婚
しています。しかし入籍していなかったことがまた憶測を呼びます。
つまりまだエリーゼとの結婚にかすかな望みをつないでいたのではないか、ということです。
しかし、鴎外の親友であった賀古鶴所がベルリンへ行き、エリーゼに鴎外の結婚を伝えて、
決定的な破局をもたらしたのではないか、と推測されています(事実は不明)。
その後「舞姫」が書かれており、二人の関係を断ち切った「相沢謙吉」は、賀古がモデルと
考えると、なるほど辻褄が合います。
長男の出生から計算すると「舞姫」執筆時に妻が懐胎したことになり、それはエリーゼとの
結婚を断念した後、ということにもなります。しかし妻とは結局未入籍で別れています。
その後は鴎外もエリーゼも結婚せず、独身のままで長年文通を続けています。やはり望みを
繋いでいたように見えなくもありません。
そして日露戦争の前に鴎外は正式に再婚しています。エリーゼの結婚はその3年後です。
この頃には、互いに踏ん切りがついて文通もやめ、結婚に踏み切ったのではないか、と思い
ます。当時戦地に森家から「横文字」の手紙を転送した記録があり、それがエリーゼからの
結婚を報告する手紙だったのではないか、と考えられます。
六草氏の組み立てた推理は「恐らく日露戦争の時には切れていた」という私の想像と重なり
ました。「うた日記」の『扣鈕』は、交際が続いていたら書けない詩だと思ったからです。
http://www.geocities.jp/sybrma/346ougai.shi.botan.html
エリーゼの結婚報告を知って書いたと考えると納得がいきます。

妻に対する配慮が作品に影響しているという氏の指摘には、あらためて考えさせられました。
妻は「舞姫」の読者で鴎外萌え(今の表現では)で結婚しました。エリーゼ来日も知っています。
結婚後の作品は妻を気遣い、ドイツ時代は過去だと強調していると考えると、理解が深まります。
その妻の生んだ鴎外の娘の名前は茉莉と杏奴、マリーとアンヌです。
エリーゼではありませんが、エリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルトを思わせます。
妻はそこまで知らなかったのでしょうか?
杏奴の生まれた翌年発表された「普請中」に、過去つきあったドイツ人女性との再会が書か
れていますが、その描写は幻滅を誘い、あたかも妻に「こんなものだ」と言っているように
見えます。
その女性がかぶっている「アンヌマリイ帽」は、アンヌもマリーもありふれた名前で詮索には及ばない、と弁明しているように見えなくもありません。
六草氏の調査ではアンヌマリー帽は存在しないようです。
ひょっとしたら妻のためのフィクションかもしれません。

しかし「マリアンヌ」はあります。
前回書いた「フリジア帽」をかぶった「マリアンヌ」です。
「フリジア帽」の由来は解放された奴隷のかぶった帽子、フランス革命の精神、フランスの
共和制を象徴する女性像です。フリジア帽はフリーメーソンの象徴、西周がフリーメーソン
なので、鴎外フリーメーソン説がささやかれます。しかし証拠となる資料はありません。
また、西周は鴎外とエリーゼの交際を認めず縁談を進めた人です。エリーゼを思わせる名前
を娘につけた理由は、直接西周とは結びきません。
エリーゼが帰国後に帽子のデザイナーになったことから、フリジア帽をかぶったマリアンヌ
を彼女は知っていたはずで、鴎外とその話をした、或いは手紙に書いたことがあり、それで
娘が「マリアンヌ」になったのではないか、と私は想像しています。
「舞姫」の後に書かれた「うたかたの記」のヒロインの名前もマリーで、エリーゼへの執着
が窺えます。

前回は書きませんでしたが、フリジア帽をかぶった名画として必ず上げられるドラクロワの
「民衆を導く自由の女神」の他に、ジャック=ルイ・ダヴィッドの「パリスとヘレン」が
あります。トロイ王子パリスとスパルタ王妃ヘレンの禁断の恋を描き、パリスにフリジア帽
をかぶせています。フリジア帽は、理性の象徴ではないのです。
こちらで画像と解説をご覧下さい。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/08/post-fb91.html
禁じられた恋を象徴するフリジア帽をかぶった「マリアンヌ」は、深い感情の解放を表して
いる、と思います。

今日なり。今日なり。きのうありて何かせん。 
あすも、あさても、空しき名のみ、あだなる声のみ。
「うたかたの記」のヒロイン、マリーの叫び)

フランスは婚外子の多い国で、それが少子化に歯止めをかけています、と言うと余計かも
しれませんが・・・。

さらに、エリーゼは鴎外の子供を生んでおり森家が経済的支援をしていたと推測できる資料
もありますが、それについては六草氏の調査でもエリーゼには子供はいなかったという親族
の話で終っており、それ以上のことはわかりません。
エリーゼが名のっていたルーツィという名の由来もわかりません。

しかし、デマは覆されました
ネットで10代の娘を孕ませて捨てた、来日したのに会わずに追い返した、子供にキラキラ
ネームをつけた、という書き込みが拡散されていますが、間違っています。
まずエリーゼは20歳で、妹が先に結婚し出産していた、つまり適齢期だった、が事実です。
来日した時は鴎外と何度も会っています。そしてその後は明確な資料は見つかりませんが、
まだ互いに諦めきれず、縁談を進められても入籍せず、友人が渡独してエリーゼに最後通牒
をつきつけ、破局してから、妻との間に長男を儲けたが、入籍せず離婚した、と、憶測です
が考えられます。
2人の間に子供がいたかどうかは、親族の話では否定的ですが、不明です。
そして別離後、互いに独身で文通を続けていたが、共に結婚する頃は振り切れていた、と、
またもや憶測ですが、考えられます。
エリーゼはある程度経済力のあるユダヤ人男性と結婚し、ヒトラーの台頭前に死別しました。
戦争中は疎開し、戦後一時妹夫婦と同居し、その後は恐らく自ら望んで老人ホームに入り、
そこで86年の生涯を終えました。鴎外よりはるかに長く生きていました。


鴎外の子供たちがDQNネーム(キラキラネーム)だというのは、追究不足です。
鴎外の長男の於虎(オットー)は、中国では虎(或いは猫)を示す古い言葉でもあります。
「春秋左氏傳」に出てきます。茉莉(マリー)も同様、ジャスミンのことです。杏奴(アンヌ)
も「紅楼夢」などに出てくる女性の名前です。亡くなった不律は筆の意味だと「爾雅」に書か
れています。類はこれと言った出典が見つかりませんが、普通に漢文で使われます。
子供たちの命名は漢文の素養が下敷きになっていて、ただの西洋かぶれとは違います。



posted by 183 at 15:34| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月30日

「舞姫」エリスのモデルの謎

昨日の「日本経済新聞」に掲載された「舞姫」のモデル、エリーゼ・ヴィーゲルトの写真は
40代のものと推測され、できれば若い頃の写真が見たかった・・・と思います。
https://twitter.com/nkgun/status/37286850571849318
「舞姫」ではエリス・ワイゲルトですが、ドイツ人にはエリスという名前はなく、ワイゲルトも
なくはないのですが、珍しい姓です。
仮にエリス・ワイゲルトに似た名前のモデルが実在したとすればエリーゼ・ヴィーゲルトだろう
と研究者は推測していました。
研究の蓄積がありながら発見が遅れたのは、六草いちか氏の著作にあるように、エリーゼが
現在のポーランドで生まれたため、記録がドイツではなくポーランドにあったからです。
そこにあった彼女の名前はエリーゼ・マリー・カロリーネ・ヴィーゲルトでした。
エリーゼ・ヴィーゲルト、という研究者の推測が当たっていました。
マリーは、「舞姫」に続いて発表された「うたかたの記」のヒロインの名前(表記はマリイ)
でもあります。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/files/694_23250.html
1903年に生まれた鴎外の長女茉莉の名前は、エリーゼのミドルネームのマリーです。
6年後に生まれた次女杏奴の名前ですが、これはエリーゼの妹アンナから取った、と六草氏は
推測しています。
しかしなぜアンナではなくアンヌなのか考えると、マリーとアンヌを繋げて「マリアンヌ」に
なるので、妄想が止まらなくなります。
マリアンヌとは、フランス共和国の自由平等博愛、共和制のシンボルである女神の名前です。
最も有名なのはドラクロワの「民衆を導く自由の女神」のマリアンヌです。
http://www.bs-asahi.co.jp/binomeikyu/back_004.html
フランスには至るところにマリアンヌ像があり、コインにも切手にも描かれています。
鴎外もどこかで目にしたことがあるだろうと思います。
http://4travel.jp/traveler/scipion/album/10138679/
鴎外はドイツ留学していますが、フランスのマルセイユからベルリンへ向かいました。
マリアンヌは革命のシンボル、自由・平等・博愛すなわちフランス共和国のシンボルであり、
そして、フリーメーソンのシンボルとしても知られています。
ここで鴎外フリーメーソン説が出てきます。
鴎外の生まれた津和野には、日本初のフリーメーソンである西周がおり、生家は近所でした。
鴎外が上京した時に寄食させて面倒を見たのも西です。
10歳から14歳まで西の家から学校へ通い勉強したので、基本的な知識はあったでしょうし、
西から大きな影響を受けていたことは間違いありません。
http://www.kandagakkai.org/archives/article.php?id=000439&word=%C0%BE%BC%FE
しかし鴎外がフリーメーソンなら死語に公開されているはずですから、それは妄想の域を
出ません。それでも知識はあり影響も受けていたことは確かです。
ですから娘の名前がマリーとアンヌなので、フリーメーソンだという想像はできます。
その含みはあるのではないかと思います。
しかし、マリアンヌがフリジア帽(解放された奴隷がかぶった帽子)をかぶっていることを
考え合わせると、やはり1人の女性に結びつきます。
エリーゼは、帽子会社でデザインの仕事をしていましたから、フリジア帽を知らないことは
ありえません。
鴎外と、マリアンヌのかぶったフリジア帽の話をしたことがあるのではないでしょうか?
そこから「マリアンヌ」を2人の娘に名づけた気持ちが想像できます。
フリーメーソンだから、という説明では足りないと思います。

しかし茉莉が生まれた時は既に美しい妻と再婚していたわけです。
ああ、男って・・・。

ただし、誤解のないようにつけ加えれば、鴎外は「舞姫」とは違い、エリーゼが彼を追って
来日した時は二人で何度も会っていますし、直接話して、納得した上で帰らせています。
彼女が帰国後帽子会社のデザイン部に勤めたことも手紙で知らされ、長年文通を続けています。
鴎外が再婚した3年後に、エリーゼも結婚していますが、その間に日露戦争があり、鴎外は
出征し、死を覚悟して「うた日記」にまとめられた詩歌を作っています。その中にドイツでの
女性の想い出も綴られています。
出征中にエリーゼはベルリンを離れ、結婚しています。鴎外は戦地にあり手紙のやりとりも絶えていたでしょう。
詳しくは六草いちか氏の著作をご覧下さい。
鴎外の恋 舞姫エリスの真実
新発見の写真が掲載された9月3日刊行の新作も待たれます。
関連記事
「舞姫」モデルのその後
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11312998.html
それからのエリス いま明らかになる鴎外「舞姫」の面影













http://www.youtube.com/watch?v=pduBcKt19Gs

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2013年08月06日

禁じられた扉

「タイスの瞑想曲」
歌手:本田美奈子
作詞:本田美奈子
作曲:Jules Massenet
歌詞はこちら
http://www.uta-net.com/song/149636/



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2013年07月03日

死装束は縁起が悪い

イタリアのミラノの地下鉄の駅を丸ごとそのまま東京渋谷の駅に変身させる、という広告が
話題になりました
地下鉄駅構内の広告から、ラッシュアワー時の整理係、売店、駅利用客まで日本の地下鉄を
完全再現した、という熱の入れようです

しかし・・・女性の着物が死装束です(泣)
左前は死人の着付け、納棺する時は左前ですよね
日本の街でも時々死人を見かけますので、これから浴衣を着る方は気をつけて下さい
中には左利きだから左前が好き、と居直って着ている人もいますが、縁起が悪いです
この広告は日本の仕掛けでなく、イタリアのFastwebというインターネットプロバイダの企画
ということで、少しほっとしました
ミラノから渋谷まで瞬く間につくほど速い、という趣向だそうです
http://news.ameba.jp/20130626-255/
映画「細雪」を見れば間違えなくなります
http://www.youtube.com/watch?v=esgqJ_y0sCI
映画はちょっと重い、という方にはこちらをお薦めします



posted by 183 at 18:22| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月24日

クリスマスはこれです

今日はこれです、これしかありません

ドイツ語を日本語に空耳した名台詞の意味がわかりました
Sie ist ohne Ehre !(恥知らずだーっ!)
チクショーメ! 
und betrogen worden !(騙されてただけなんだぁぁぁーッ!!)
 →おっぱいぷるんぷるん  


実際日本語としてそう聞こえるから面白いんですよね 
こちらが出典です   
http://snudge.blog38.fc2.com/blog-entry-256.html


クリスチャンでもないのに、EDENとかミッションとか、何なんでしょうね?
日本人なら祝詞です
初音ミクの歌唱が合います

posted by 183 at 21:23| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月21日

浜崎あゆみ・別れの歌と原発事故への思い

浜崎あゆみの「Return Road」のPVは、原発事故を思わせる映像になっています
楽曲の歌詞は、私的な愛の破局を主題としたもので、格別に政治的メッセージが
込められているわけではありません
しかしミュージックビデオは、原発を思わせる建物の敷地で、喪服の女性が作業員の
中から、自分の愛した男性を探し、見つけられず泣き崩れる姿を描き、悲しみを重ねて
原発事故への思いを、女性の離別した男性への思いに、違和感なく溶け込ませています
実在する原発でも作業員でもなく、あくまでそれらしきSF風のセットと衣装を使い、
商業ベースで通用する作品に仕上げています
しかし痛みが伝わり映像が目に残りました
建物の中で女性が歌っている時に、火災らしき緊急事態が発生しており
中にいる職員たちは皆口にテープを貼られて喋ることができません
女性の愛した男性は、すでに死んでいると思われます
女性が落とした2人の写真を作業員が拾い、見ていますが、やがて持ち場へ歩いていきます
何かの解決が示されてはいるわけではありません
作業は日夜続いていることを暗示するようなラストです
意表を衝かれるのは喪服の女性が戦車の中から現れるところです
無垢ではなく戦車に守られている現実を隠しません
使われた戦車は本物で、建物は軍事施設のようにも見え、平和利用、クリーンという広告
の虚飾を暴いているようでもあります
本当は意識の底でわかっていることを、夢の中で見せられているようにも感じます
十万単位の人に見られる商品として成り立たせた熱意に、押される力を感じてご紹介しました
楽曲(ラブソング)と映像(原発・・・)を別々に作り上げる表現の仕方も面白いと思います
フルヴァージョンの視聴はここでできます
http://musicpvmw.blog86.fc2.com/blog-entry-7603.html
無料視聴用短縮版

収録アルバムは政治的プロパガンダでは全くありません(それを求める方にはお薦めしません)
http://www.amazon.co.jp/dp/B0073ZXSKY/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-737v
posted by 183 at 14:47| 読書・映画・写真・占い・音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする