2011年12月24日

孤独な女の占い

男性向け週刊誌も占い特集を掲載し、カジュアル風水を勧めています
財布は山吹色、長財布が金運を呼ぶと言いますが、どのみち買い替える物なら
損にはならず、たとえ特に効能がなくても害はありません
プラスになる自己暗示をかけるにはいいと思います
自力を信じていても、努力だけでは報われないと思う時、見えざる力にも
頼みたくなりことがあります
日頃無縁な神社仏閣に行きたくなる、墓参がしたくなるのは、行き詰っている時でしょう
頼むのは良くない、呼ばれてしまうと言いますので、あくまで感謝の気持ちで、ご注意を


占いは漫画でも人気がある題材のひとつです
私も昔占いの漫画をよく描いていましたが、編集者の企画が受けたためです
その当時泥縄式で勉強したことはその後も仕事に役立っています
レディコミで描いた『占う女』が「恐怖の快楽」(ぶんか社)に再録されました
前半はタロット占いですが、実は占う側の女性の心理が主題です
ただの占いの解説では大人の読み物として物足りません
ご興味をお持ちの方はよろしければご覧下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200598531/subno/1
posted by 183 at 13:48| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月08日

自分のためのダイエット

ダイエットと言うと、もてたいから、と思われがちです
しかし既婚となると話が少し違います
まず第一に、健康のための肥満防止の食事制限です
また体形が崩れかけ、若かった頃の自己イメージを回復したい、という
心理も働きます
これは異性のためでなく自分のためのダイエットです
主婦の場合、家事に時間を取られて自分の自由がなく、ダイエットが唯一自分のために
できる楽しみで、ストレス解消になった、という体験談も聞いています
未婚でも似たような場合があります
不満足な環境が思うように変えられない時、自分の体だけは、唯一自分の意志で
自由に変えることができるように思え、ダイエットが楽しみになります
抑圧的な親子関係を変えることができず、ダイエットから摂食障害になる子どももいます
食事を管理・制限することは、他人の許可なくできる最後の自由の行使です
そうした主婦のダイエットを描いた『分身』が6日発売の「家庭サスペンス」
(笠倉出版社)に再録されました
初出の時に決まらなかったラストのモノローグを改稿しました
当時今ひとつ、と思いながら考えつかなかったのです
そもそも食事が充分にできない家庭もあります
ダイエットできるのはまだ幸せな方だと思いますが、よろしければご覧下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200586659/subno/1


posted by 183 at 14:49| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月07日

戻らない女の時給

漫画でパートの話を描いたことが何度かありますが、実際非正規で働いたことがあるため
材料は現実から拾っています
聞いた話も含め、身近な出来事を膨らませています
「家庭ミステリー」(ぶんか社)に『女の値段』が再録されました
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200585844/subno/1
新卒で働いていた頃の時給より、結婚出産でキャリアを中断した後のパートの時給が低く、
努力しても戻らない理不尽さへの怒りを、作中人物の口から言わせています
その怒りは尤もだと思いつつ描いていますが、それはあらかじめ予想できたことで
最初からそれなりの準備や覚悟をしていなければ対応できず、愚痴を言うだけで
何も得られず終ってしまいます
よろしければご覧下さい
中には漫画家がパートを見下している、という感想を持つ方もおられるようですが
新人の原稿料が5000円でもいい方で、なかなか上がらず、1作30ページ描いて
源泉徴収されて13万5千円しかもらえないことをご理解下さい
画材、資料、アシスタント代を引くと、パート以下で、下手すれば赤字です
兼業も珍しくなく、多作(経費も大変)や、新作以外の収入でカバーしているのが平均です
ちなみに私の新人時代、1作目で15%アンケートを取れなければ、1作で終わりでした
羨ましいと思われる方は、どうぞお試し下さい
posted by 183 at 14:31| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

大晦日の女

一昔前はクリスマスケーキ・・・25歳過ぎたら売れ残り、と言われ
その少し後に大晦日31歳が限度、に変り、最近はあまり言われなくなっています
当事者には切実かもしれませんが、それ以上に社会全体に大きな変化が起きており
30歳までに結婚できるかはネタとしては手坂のついたコップの中の嵐に見えます
しかしそうした苦しみが消えてなくなったわけではありません
一人二人の職場の若い女性からの意地悪が生地獄に感じられることもあります
ネット経由でそうした感想をいただいたことがあります
30歳前に結婚を焦る女性の心理を描いた『タイムリミット』が「恐怖の快楽」
(ぶんか社)に再録されました
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200583629
興味をお持ちの方は、よろしければご覧下さい
私なりの答えが描いてあります
今もその答えに変りはありません
posted by 183 at 13:34| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月21日

職場の姑

18歳の学生時代からアルバイトをしており、夏冬の長期休暇はそれとは別に
民間企業や役所で臨時のバイトをしていました
青春時代に海外旅行はおろか北海道四国九州沖縄八丈島旅行もしていません
以後働いていなかった時期がなく、主婦パートにまぎれていたこともあります
年配のパート主婦が上司の女子正社員を、服装髪型化粧弁当持参か否か、
など仕事と直接関係ない部分でこき下ろすのを聞かされました
とどめは「お嫁に行けない」(汗)です
職場で思い切り姑風を吹かせていました
ベテランが新人に姑風を吹かせて仕切り、新人が辞めることもありました
ベテランが必ずしも優秀ではなく、いい人が辞めてしまうこともありました
あれこれ思い出しつつ描いた『職場の嫁』という作品が、「別冊家庭サスペンス」
(セブン新社)に再録されましたので、よろしければご覧下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200572158/subno/1
topimage3.jpg
ネーム(台詞)を変えた部分が3ヶ所あります
再録原稿も、必要に応じて顔や背景の修正、完全な描き直しをし、完成度が
高くなるように心がけています
posted by 183 at 12:52| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月18日

怖いハケンの仕返し

お茶汲みやサービス残業を派遣社員に押し付けるなど許されないことです
しかしそれを自分から申し出て引き受け、あわよくば正社員にしてもらいたい、
と思っていた女性が、都合よく使われて裏切られ、契約を切られてしまいます
彼女を利用していた正社員の女性も、やがてその報いを受けます
二人が再会した時、かつて派遣だった女性は、言えなかった本音を炸裂させます
本日発売の「怖い女の仕返し」(ぶんか社)に再録された『冷たい血』という
作品です
その台詞があまりに汚い、という読者のお便りもありましたが、どうしても
そこまで言わせないと気がすまない思いが、私にもありました
興味をお持ちの方は、よろしければご覧下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200571662/subno/1
posted by 183 at 18:14| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月07日

抜け殻の家庭

貧困ゆえ差別され孤独だった少年が後に殺人を犯す『憎しみの連鎖』を描きましたが
子どもが孤独になる理由は貧困だけではありません
本日発売「家庭ミステリー」(ぶんか社)再録の『空蝉』は、表面普通の家庭で
両親に顧みられずに成長した女性が母親となり、産んだ娘を受け入れられず殺意を抱く
深層心理を描いています
娘もそれを感じ取りなつかないため、こじれていきます
よろしければご覧下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200568408
posted by 183 at 17:37| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月24日

幸運に気づかない

本日発売「恐怖の快楽」(ぶんか社)に『見せつける女』が再録されました
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200566079/subno/1
傲慢意地悪OL自業自得の物語です
新婚で経済力ある夫に可愛がられ、実家も経済的に不自由なく、
職場でも人目を引く美女が、
未婚で恋人もいない先輩OLを見下して同僚と一緒に意地悪しています
しかし自分も結婚生活で壁に突き当たり、他人をかまう余裕もなくなります
若いうちたまたま不幸がないと、運が自分の力だと思ってしまうことがあります
自分は頭がよく行動力もあるので、恵まれた地位にいると勘違いしてしまいます
ゆえに恵まれない他人の不運が理解できず見下します
しかしいずれ自分も、責任のない災いに遭うことがあります
その時に、他人の不運も少しは理解できるようになるでしょう
幼い頃に、親に熱湯に投げ込まれて殺されなくてよかったですね
幸運は実はそこから始まっています
普通に生きられている人は、幸運に支えられています







posted by 183 at 13:46| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月07日

母子家庭攻撃の理由

母子家庭が攻撃される時は、国が社会保障費を削減したい時です
最も声が小さい、社会的影響力のない弱い者が、まず狙われます
自民党政権で、母子加算が切られる時に、ネット上でも母子家庭の印象を悪くする動画や
投稿が目立ちました
今も児童虐待は大きく報じられますが、母親が馬鹿だから母子加算を切れ
という話には、幸いにしてなりません
これは政権が変り母子加算を戻したからで、また変れば切るかもしれません

生活保護を受けているのは高齢者で、母子家庭は少数です
しかも母子家庭のうち、保護を受けている家庭は少数で、就業している母親が大半です
http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20060122/1137900496
にも拘らず、生活保護を食いつぶし働かないでパチンコ狂い、という類型に反撥し、
『母子狩り』という作品を描きました
本日発売の「家庭ミステリー」(ぶんか社)に再録されましたのでお読み下さい
今見ると気持ちが走ってモノローグで書いてしまいエピソードが弱いと思います
モノローグよりエピソードで説得する方が効果があります
今なら、と思うことはしばしばあります
ただし、今同じことが描けるかというと、そうでもありません
その時しか出てこないものがあります
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200562394/subno/1
posted by 183 at 17:34| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

無意識の復讐

私自身も会社勤めはしていたことがありましたが、その会社は倒産してしまい
現在はありません
自由業は不安定ですが、勤めていれば安心というわけでもありません
しかしバブルの頃は女性にもチャンスが与えられ、待遇も改善し
腰掛以上の働きをしたいと意欲を持つ女性が増えていました
そうした景気の良い時期に会社員となり、期待を裏切られ退職を迫られた女性が
順調に昇進していく同期の男性社員を誘惑し、破滅に追い込む『腐った果実』が
「恐怖の快楽」(ぶんか社)に再録されました
彼女は弱みを見せて男性を性的に誘惑しており、妻に反撃されますが、
実は、女性の男性への嫉妬と憎悪が隠しテーマになっています
誘惑は失敗しても、男性を退職させてしまったことで望みを達しています
復讐は成功したわけです
しかし彼女自身も何一つ得られず、幸せにはなれません
復讐は抑えられない感情がさせたものですが結果は不毛です
救いのないアンハッピーエンドの作品です
ハッピーエンドは娯楽の王道ですが、ハッピーエンドを押し付けられて
リアリティを感じられず、気持ちが乗れないこともあります
アンハッピーでも、読み終えて気持ちが和らぐこともあります
同じような人がいる、という共感が持ててほっとしたり、自分よりバカだ
と思えて気が楽になることもあります
紋切り型のハッピーエンドに満足できず、試行錯誤していました
よろしければお読み下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200558908/subno/1
posted by 183 at 16:51| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月23日

一家四人殺人犯の生いたち

バブルを背景に起きた19歳の少年による一家四人殺人事件を題材にした
『憎しみの連鎖』が「本当にあった悲惨な生いたち」(ぶんか社)掲載されました
http://www.amazon.co.jp/dp/B005NRRDIM/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-737v
実在事件に基づいて描くという注文で取り組みましたが、事件を紹介した
記録漫画ではなく、完全なフィクションです
語り手のおばにはモデルがおらず、私が創作した架空の人物です
他の人物も私の解釈による創作で、実際のモデルとは異なります
細部も異なっており、あくまでフィクションとして読んでいただきたいと願っています
今さら関係者を傷つけることは本意ではありません

知られた事件のわりに、あまりの残虐性から嫌悪され、関心が持たれていません
報道、参考文献を読みながら思ったことは、犯人の他人への共感の欠落でした
快楽を与えてくれる都合の良い他人はいても、大切な人間はいないように見えます
犯人の幼少時代には、親の虐待、貧困、いじめ、徹底的な排除という
外から見えにくい苦しみがありました
その中で生まれた憎悪、復讐という解釈で、なるべく多くの読者に
心理を理解していただけるように描きたいと思いました
勿論無関係な家庭を犠牲にした犯行は許されないものです
しかし、貧困の中で孤立させられ他人の利己心を見抜いて育った子どもが
社会に役立つ心優しい大人になると期待するのも、また身勝手ではないかと思います
今もまさに、窮地にある多くの子どもが救われず、見放されています
posted by 183 at 17:29| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月06日

治療中の旧作再録

公私共に忙しく徹夜もありブログ更新はなかなかできませんでした
講演続きの小出氏も「たね蒔きジャーナル」はお休みで先週は1度だけでした
メールでいただいた分は転載しています
福島の方が番組を聞けず、拡散リクエストがあったため始めたことです
放送分はなるべく早めに転載しますが、無理なこともありますのでお許し下さい

さて新刊告知です
子どもを望まない夫と望む妻との葛藤を、妻の視点から描いた『甘い生活』が
「家庭ミステリー」(ぶんか社)に再録されました
相手に合わせて本心を隠してきた妻にも責任はあり、夫にも言い分はありますが
妻の感情を中心に描いています
http://www.amazon.co.jp/dp/B005FM6Y9Y/?tag=hatena_st1-22&ascsubtag=d-737v

腱鞘炎がまだ完治せず思うように動かない手で描いた作品で、その頃の絵は総じて硬く
どれもイメージ通りに描けていません
今ならもっと・・・と思う作品はたくさんあります
休むと収入が途絶してしまうので、長く休めず、苦心惨憺していました
自腹を切って鍼灸、気功、波動水、EM、漢方薬(病院で処方)十字式を使いました
十字式は一条ゆかり先生の紹介で有名です
http://www.wolfguy.com/cgi-bin/diaryto/upboard.cgi?action=next&next=189
別に強制されたわけでなく、同業者の紹介で、やってみて嫌ならやめればよし、
副作用もありませんでした
腱鞘炎で最初にかかったのは有名な大病院で、そこで注射を打たれても改善しませんでした
病院でもそれらの代替療法を併用し、有効性を認めているところはあり、
代替療法を頭からカルト扱いするのは偏見です
http://www.obitsusankei.or.jp/
http://www.laclasse-n.jp/category/1432476.html
私の場合も、EMはれっきとした医師の紹介で飲み始めたものです
ごく少量ずつで経済的負担も気になるほどではありませんでした
カルトというのは財産を吸い上げてやめさせないもので、暴力を使ってでも
脱退の妨害をします
原発事故後の体調不良の緩和に注目される代替療法をカルト扱いする論評が目につきます
私が被曝と無関係に昔から口にしている天延味噌やEMが攻撃されています
味噌は食品添加物がなく、結果的に体調がいいので続けています
それがカルトと言われるのは心外です
いつでも自由に始められ、やめられるものを、何でもカルトと言うのは誤解を招きます
味噌に副作用などありません
あくまで個人の意思でやることで、失敗があってもそれはその人の責任です
私はそういう考えです

posted by 183 at 14:06| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

ゲストハウスの怪人

都会のゲストハウスで、他人と同居するルームシェアがはやっています
http://www.gh-tokyo.com/jboard/jboard.cgi
一人でアパートを借りるより家賃は割安で、一戸建の設備が使えます
中には、同居人に嫌がらせをしていびり出し、長年一人分の家賃で都内の一戸建を
占有している剛の者もいます
食事時に不潔な振る舞いをして、新参の同居人に嫌われ、相手が出て行くように
仕向けるのだそうです
本日発売の「家庭ミステリー」にルームシェアする女性を描いた『同居人』が再録されました
主人公は、常に同居人に非があり、自分は正しいと思っています
しかし、実は自分にも気づかない難がありました
どんでん返しをお楽しみ下さい
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005CIK3SY/hatena-hamazou-22/

この夏は仕事と私生活共に多忙で休めません
偶然広島出身に囲まれた濃い職場です
さいたま市は近所に肥田先生がいて、水平社があって、朝鮮学校があって、濃い環境です
広島からの移住者もいます
ネトウヨは住めません(笑)
中学時代は同じクラスに色々な人がいて、かえって差別、いじめは起きませんでした
差別されそうな人が、美少年だったり、秀才だったり、運動部でキャプテンだったりで
人気がありました
先入観のない子どもにはその人自身の個性しか見えません
本日、8月6日公開のドキュメンタリーです

http://www.youtube.com/watch?v=J0YZh0sKUpY
posted by 183 at 16:08| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月23日

職場のスケープゴート

デビュー前後いくつかの会社でバイトをしていました
繁忙期に残業が続き、主婦パートも深夜まで拘束され、土日も出勤が続き、
家事も怠ることができない・・・という状況を実際に経験しました
社食、残業食の配給弁当が粗末で病気になりそう、と思う苦しさも実感しました
何年こんなものを食べなければいけないの?と思った会社もあります
外へ出て食べられればいいのですが、近くにお店がない、混雑している、蕎麦屋のみ、
という所もあります
あまり深夜残業が続くと買い物に行けず、食材が買えなくて弁当が作れない
ということもありました
今ほど食材の個人宅配もなかった時代です
そんな職場で一番忙しい時、殺伐とした空気の中で、一人を標的にしたいじめが起きました
素材は現実ですが、解釈し物語に構成したのは私です
本日発売の「恐怖の快楽」に再録された「主婦パート・サバイバル」という作品です
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005500DZC/hatena-hamazou-22/
苦しい状況を乗り切るために、スケープゴートが求められる集団の心理を描いています
冷静でいられれば起きないことが、起きてしまいます
冷静でいられない環境が悪いのです
食べ物は大事です
心が救われもしますし、荒みもします
posted by 183 at 17:10| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月06日

不正採用体験漫画

以前教員採用試験で縁故、口利き(金を取る)を体験し、取材を受けたことがありましたが
当該記事は削除されています
私のブログに関連記事がありますのでご参照下さい
http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20090909/1252473595
7日発売の「家庭ミステリー」(ぶんか社)に、裕福な母親が親密にしている政治家の力で
娘を不正採用させ、その代りに試験で合格していた娘の同級生を不合格にする『幸福の魔術』
という作品が再録されています
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B005500FDM/hatena-hamazou-22/
私の経験も反映しています
企業は昔から縁故採用しかないところもあり、初めから受験しなければ無駄が省けます
しかし表向き公正な公務員試験で税金を使い不正採用をするのは論外です
筆記の不合格者が合格者を押しのけて採用されていた大分県の例もあります
それは他でもあると思います(私も仲介者から聞いています)
不正はないことになっていますが、いまだに信用できません
政治とカネと言いますが、公務員とカネは・・・?
国民とカネは・・・?
posted by 183 at 14:34| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月29日

子どもは本心を言わない

子どもがほしがる、やりたがる、拒否する・・・これが一概に本心かどうかはわかりません
親の心を読み、必要なものをいらない、望まないことをやりたいと言うのはよくあることです
親に頼んでも無理だとわかっていること、親が嫌がることは正直に言いません
ですから、子どもの言葉を信じて、よりかかるのは危険です
場合によっては子供にとって命取りにもなるからです
進学、部活動をめぐり、母親のために無理を重ねて自傷行為に走る娘を描いた
「無言の悲鳴」が「ご近所の怖い噂」(ぶんか社)に再録されました
よろしければお買い求め下さい
(漫画出版社でも売上げの一部を義援金に回しています)
http://www.7andy.jp/magazine/detail/-/accd/1200533692/subno/1
現在、原発震災による自主退避が東京の一部でも必要なレベルになっています
http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20110626/1309076796
子どもにはダメージが大きく、収束に時間がかかることを考えれば、深刻な問題です
子どもが疎開したくないと言っても、本心でないかもしれません
親の都合、懐を考え、なかなか本心を言いません
外遊びや給食の強制が不安でも、正直に言えないかもしれません
同調圧力が強烈で、言うことが悪いと思わされています
幼いほど、その自覚も明確ではありません
大人が子どもの無言を利用し、残酷な忠誠を強いています
汚染の酷い地域であれば親しい友だちの家庭とも相談し、一時疎開させた方がいいと
思います

未来の福島子ども基金
http://mirainofukushima.seesaa.net/
広河隆一氏が設立したチェルノブイリ子ども基金の黒部信一医師が代表を務め
放射能測定器の購入、市民放射能測定所の設置をめざし募金を行っています
ご協力をお願いいたします

posted by 183 at 14:30| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

弱者の支配

強引に人を支配してくる人にはむしろ抵抗しやすく、弱さ・被害者意識を盾に
支配してくる人には、歯向う方が悪者にされてしまい、抵抗が難しいことがあります
常に自分の感情を中心にし、かき乱す相手が悪いと思い込む女性が姑なら
嫁が正しくても、反論が通用せず、声が下品だと言われたりで(汗)苦労します
もちろんその逆もあります
そういう嫁姑の関係で起きた事件の真相を、次男の嫁が解明していく『弱き者』が
「ドンデン返しミステリー」に再録されました
解決のヒントは見えざる交流がもたらします
実は、こうした体験を聞くこともあり、経験もあります
夏向きだと思います
よろしければご覧下さい
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1200529511/subno/1
posted by 183 at 14:24| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

人生金じゃない、は嘘

新刊が続きます
「本当にあった主婦の体験」(ぶんか社)最新号に『不幸な母の背中』が
掲載されています
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004YDXVDW/hatena-hamazou-22/
離婚後実母の介護と育児を両方抱えたシングル女性の苦悩を描いています
見本誌を確認して気づいたのですが、一部ミスがありますので補足しておきます
225ページの1コマめに、車椅子の母親と出勤する娘の絵が描かれています
ここには「母はデイケアに預けて私は勤めを続けている」というモノローグが入ります
そのモノローグが抜けているため、理解しにくく、勤めを続けているのか辞めたのか
わかりにくくなっています
続けているとご理解下さい

理解できない場面があると、流れが止まってしまいます
私がネームの段階であったモノローグを原稿に書き落としたのだろうと思います
大変申し訳ありません
今後このようなミスがないように厳重注意いたします

娘のため元夫と再同居はしましたが、復縁しておらず、それで勤めを辞めてしまうのは
現実の厳しさを考えれば、ありえないことです
願望としては、勤めを辞められれば楽ですが、今は男性も一寸先は闇の非常時です
いざという時お金が足りないと、子どもの命を守ることも困難です
国は当てになりません
人生は金じゃない、と言う人もいますが、そういう人ほど生活に困っていないので、
今もって信用していません
助け合いは大切ですが、働くことを軽視蔑視する態度は間違いだと私は思います
女性であっても自ら身を助ける強さは持つべきです
それは戦争と関東大震災を体験している祖母、曾祖母から言い聞かされてきたことです
女性も仕事をすべきだというのは家庭を破壊し税を取るための米国の洗脳工作だと
言う人がいますが、現実体験が足りないのか単純すぎると思います
昔からいざという時女性が細腕で稼ぐのはそんなに珍しいことではありません
日ごろ技能を磨いておかないと、いざという時もなかなか働けません
たまに、家庭が大切に・・・と言う人がいますが、その家庭は運がいいのですよ
posted by 183 at 11:51| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月08日

毒になる親

6日発売「家庭サスペンス」(笠倉出版社)に『家なき子』が再録されています
http://www.7netshopping.jp/magazine/detail/-/accd/1500002393/subno/1
毒親特集で、子どもへの虐待を描いた作品を集めています
『毒になる親』という米国の児童虐待、成人した子を支配する親への対処法を書いた
スーザン・フォワードの著作があります
親子の葛藤は日米共通ですが、明確な指針を示しているので参考になります
子の独立を是とするのが米国、日本では親孝行、親子の密着を良しとする傾向が根強く
なかなか子の独立が認められません
自己主張は我儘として退けられがちです
汚染地域の疎開についても、幼い子どもの生存権が軽視されているように思います
嫁がつらい立場に置かれ子どもを守ることを第一に母子で自主避難する人もいます
万一のことを考えてできるだけのことをしてあげてほしいと願っています
夏休みに福島の子どもを北海道に疎開させる民間プロジェクトが始まっています
http://fukushima-kids.org/index.html
米国では信仰の違いが親子の葛藤を複雑化しています
親に従うのでは異教徒と交際、結婚もできない難しさが背景にあります
よろしければご参照下さい
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101797733/subno/1

posted by 183 at 18:11| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

出産では母親が責められる

「家庭ミステリー」(ぶんか社)本日発売です
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B004V9LUR8/hatena-hamazou-22/
旧家に嫁ぎ、持病があり出産が危険だと知りながら、跡継ぎを産むことを強いられる
女性の苦しみを描いた『聖母像』という作品が再録されました
本人も自ら理想の母親を装って本心を家族に打ち明けることができません
それが問題をこじらせてしまいます
被曝の不安も女性はことさらに大きいことと思います
出産で何かあれば責められるのは母親で、母親の遺伝子、母親の育児が悪いと
言われがちです
母親を責めても、本当の解決はありません

posted by 183 at 13:14| 作品解説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする