2014年06月19日

HP復旧

午前中からHPは復旧していました。
取り込んでいてご報告が遅れ、申し訳ありません。
児童ポルノ禁止法とは別の法律で青少年への規制を広げてくるものと考えられます。
「社会環境」の青少年への影響の調査研究を推進するなら対象は漫画やアニメに限られません。
昨日更新したTopicsの児童ポルノ禁止法関連の記事をお読みになりたい方はどうぞ。
http://www.shinobumakimura.org/
posted by 183 at 14:28| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月18日

HPが表示されない

500 - Internal Server ErrorというエラーになりHPが見られません。
今朝まで正常でした。ブログを更新した後アクセスできなくなりました。
今プロバイダに問い合わせています。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
HPでご紹介した漫画アニメ規制に関する重要ツイートは以下の通りです。
ぜひご覧下さい。
https://twitter.com/HT_570/status/477294706351554561
https://twitter.com/yamadataro43/status/477388281361879040
https://twitter.com/jfsribbon/status/478439857404911617

追記
サーバーに障害が発生しているとのことです。
http://jp.jimdo.com/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/
posted by 183 at 17:30| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

創作物規制は児童ポルノ禁止法から別の法案へ?

改児童買春・ポルノ禁止法が参院本会議で可決され成立しました。
単純所持禁止は盛り込まれましたが、漫画アニメCG規制につながる附則は削除されています。
与党のみで成立させることのできる状況で、慎重に審議を尽くして下さった国会議員の皆様、
関係者の方々に深く感謝いたします。
http://mainichi.jp/select/news/20140618k0000e010172000c.html
注意が必要なのは、6月11日付で『子ども・若者育成支援推進法の一部を改正する法律案』が
議員立法で参院提出されており、この第22条が児童ポルノ禁止法では削除された創作物規制に
つながる、社会環境の青少年に及ぼす影響の「調査研究の推進」になっていることです。
「社会環境」は特に漫画アニメと規定されているわけではありません。この法律に基づいた
地方条例を通じて間接的に規制を行うという仕組みになっています。
これから関連情報が出てきますが、見逃せないツイートをHPのTopicsにアップしました。
http://www.shinobumakimura.org/topics/
HPにアクセスできなくなっていますのでツイートのURLをご紹介します。
https://twitter.com/HT_570/status/477294706351554561
https://twitter.com/yamadataro43/status/477388281361879040
https://twitter.com/jfsribbon/status/478439857404911617
posted by 183 at 12:24| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月11日

カテゴリ変更

LOVELOGから簡単に移行でき、URLも自動リンクになるように設定し、同じように投稿できると
喜んでいましたが、やはり仕様に違いがありました。
LOVELOGでは1つの記事を3つのカテゴリに登録できました。
たとえば表現規制の問題を「漫画」と「作品解説」、「児童ポルノ禁止法」のカテゴリに重複登録
可能で、どのカテゴリからも同じ記事を読むことができました。
しかしSeesaaはカテゴリが1つしか登録できず、その結果「児童ポルノ禁止法」の記事が移行後
1件だけということになってしまいました。児ポ関連の記事は「漫画」のカテゴリに登録されて
いますので、そちらからお読みいただけます。「作品解説」と「漫画」も重複登録していましたので、
いずれかから記事をお探しいただく他ありません。
今後の記事はカテゴリを厳選して登録します。
この記事は便宜上「児童ポルノ禁止法」のカテゴリに登録します。
はてなダイアリーにも「児童ポルノ禁止法」のカテゴリがありますのでご利用いただけます。
申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
posted by 183 at 00:34| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月22日

表現規制反対と児童ポルノ賛成は別

児童ポルノ禁止法改正で漫画やアニメなどの創作を規制する、児童ポルノの次は殺人や自殺
の描写も規制するという現職議員からの情報があり、非常に強い危機感を持っています。
それではいじめ自殺を漫画にできませんし、ミステリーは全く描けなくなります。
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20130612-00030359-r25
しかしだからと言って児童ポルノに賛成しているわけではありません。
痴漢冤罪も、99.9%女性の訴えだけで有罪になるシステムを問題にしていますが、痴漢を擁護
するわけではありません。
本日発売の「恐怖の快楽」(ぶんか社)に掲載された『魂の家族』は、継母と娘の関係を描いて
いますが、その中でポルノを嫌う継母の気持ち、その理由をはっきりと台詞で言わせています。
母親の立場なら同じことを私も言うと思います。旧作の絵を部分的に修正した再録ですが、
よろしければお読み下さい。私の考えをご理解いただけると思います。
反対しているのは国家権力による検閲、国民の表現の自由の剥奪です。その口実にエロ漫画
や同人誌が使われていると思います。しかし現在もゾーニングされ子供の目には触れません。
現行法の適用で児童ポルノ製造業者の取り締まりはできると思います。
児童ポルノ禁止法関連記事はHPのTopicsにまとめてあります。
http://www.shinobumakimura.org/topics/
posted by 183 at 17:57| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月13日

扉絵の意味

扉絵を描く時に、最初に考えたのは「おまけ」ということです。作品の本文のおまけとして、
きれいな絵をつける、という考えでした。少女漫画では、可愛い少女、きれいな色、が魅力
だと教わりましたし、自分でもそう思って描いていました。
レディコミは、必ずしも絵で漫画が読まれるわけではなく、絵ではない、絵はどうでもいい、
と極論する人もいます。自分の絵が好きな読者でなければ、ただ着飾った女性が描いてある
だけでは惹きつけられません。派手に描いても、絵が嫌いで飛ばされることもあります。
絵だけでは通用しませんが、絵が下手では絵にこだわる読者が手に取りませんから、居直る
わけにいきません。うまくなろうとする努力は必要です。うまくても読者の好みは多様です。
ですから、物語を扉絵で表現し、本文を読みたい、好きな作家でなくとも作品を読みたいと
思わせないといけません。そこで絵で内容がわかるように、登場人物を複数描き、どういう
物語なのか想像させるように変えていきました。扉絵は制作年代順に並べてありますが、
見るとだんだん人物が増えていきます。後半は特に出版不況が酷くなり、確実に売るため
編集部でテーマ、プロットまで指示してくるのが普通になり、扉絵も注文に合わせています。
ほぼ嫁姑、親子、親戚、がテーマですから、美男が登場しないか、見掛け倒しでいい役柄に
なりません。ですから、元から乏しい色気はなくなっています。レディコミがエッチ離れし
ホームドラマ、体験もの(と言っても創作ですが)が中心になったことも影響しています。
児童ポルノ禁止法改正で漫画も規制対象(検討で規制も決まりだと思います)になれば、男女
の恋愛、児童虐待批判さえ、リアルな描写の自主規制が強まる恐れがあります。
そうした扉絵の変化も読み取っていただければと思います。
http://www.shinobumakimura.org/gallery/
扉絵のうちあまり古いものと、色を描き変えたいものは外して扉絵カラーの大部分をアップ
しました。多少修整してもカラーインクで描いた色から変えていません。あくまで同じ絵の
修整版に限らせていただきます。その時の絵をご覧いただきたいからです。
「羽衣」本文カラーと「あなたの胸で眠れない」扉絵は、画質が悪かったため再度スキャン
しアップしました。「ピア」と「プライド」は微妙に違和感が残っていたため若干再修整
してあります。


posted by 183 at 10:32| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月22日

表現規制関連記事追加

ホームページのトップでご紹介していた児童ポルノ禁止法改正に関連する記事や動画が増えて
きたため、ページを独立させてTopicsに移しました。
先にご紹介したように米国最高裁は創作物規制、検閲は表現の自由を侵すと判断しています。
ドイツ最高裁のメールテキスト児童ポルノ判例、オランダ最高裁のイラスト児童ポルノ判例も
特に写実的でない、モデル・被害児童のいない創作物への処罰の適用には慎重、否定的です。
邦訳記事のリンクを追加しました。
http://www.shinobumakimura.org/topics/

NPOうぐいすリボンは海外での判例を邦訳紹介しています。韓国のアチョン法ではアニメ漫画も
アウトです。これによりポルノ業者と無関係な誤認逮捕が多発しています。台湾でも規制による
創作への打撃は甚大です。日本は韓国や台湾を手本に創作物規制に進む恐れが大きいと思われ
ますので、ぜひ注目下さい。
http://www.jfsribbon.org/
posted by 183 at 14:53| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

「はたしのゲン」閲覧制限撤回

松江市教育委員会は「はだしのゲン」閲覧制限を撤回し、学校の判断に任せるという結論を
出しました。
 
松江市教育委員会が広島の原爆被害を描いた漫画「はだしのゲン」の閲覧制限を市内の小中学校に要請していた問題で、市教委は26日、教育委員5人による会議を開き、要請の撤回が妥当と判断した。教育長が近く各校に撤回を伝える。
「時事通信」26日 
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-130826X082.html


 原爆や戦争の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」が松江市立小中学校の図書室で自由に読めなくなっている問題で、市教育委員会は26日、教育委員会会議を開き、手続きに不備があったとして、学校現場に求めていた閲覧制限を撤回し、学校の自主性に任せることを決めた。
「朝日新聞」26日
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/OSK201308260031.html


22日の定例会議で結論が出ず、この日改めて検討した結果、「市教委が学校側に閲覧制限を一律に求めたことに問題があった」「子供に見せるか、見せないかは現場に任せるべきだ」との意見が多く、制限を撤回することを全会一致で決めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000043-mai-soci
「毎日新聞」26日


教育委員会に諮らず要請を出した手続きに不備があった、としている。この判断を受けて事務局が要請を撤回し、作品の扱いは各校の判断に任される。
「讀賣新聞」26日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130826-OYT1T00821.htm?from=ylist

多少の表現の差はありますが、各校の判断次第ということですね。
今後は恐らく学校への圧力があるでしょうが、判断力を養うために閲覧は自由にすべきだと
思います。買って読めばいいと言う人もいますが、貧しい家庭には余裕がありません。
「はだしのゲン」に限らず、「ゴーマニズム宣言」であれ、平泉澄「物語日本史」であれ、
ヒトラーの「わが闘争」であれ、私は閲覧制限には反対します。
ホームページ下のTopicsに表現規制に関する私の記事のリンク、米国のサイトに掲載された
関連記事、米国の反検閲団体のビデオメッセージをまとめてあります。米国を始め海外にも
影響があるため、注目されています。
よろしければご利用下さい。
http://www.shinobumakimura.org/
posted by 183 at 19:43| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

漫画アニメ業界バッシング?

漫画・アニメ業界集中攻撃と思わせるようなバッシングが続いて心配になります。

「風立ちぬ」の喫煙批判は、当時と現在の風俗の違いを無視しています。
それを言うならアニメに限らず買春や飲酒シーンのある作品全て批判したらいかがですか?
多くの名作が風俗壊乱で発禁処分相当になるでしょう。
ところで実際には買春も飲酒もギャンブルも、喫煙も、利用者が絶えることはありません。
カジノさえ政治家が積極的に推進しようとしています。
現実に存在する風俗を描写した漫画やアニメが、人を堕落させるかのごとき批判には、正当
性があるのでしょうか?
大人は、子供の頃に漫画やアニメを見た影響で、風俗へ行き、飲酒し、喫煙するのですか?
影響を主張するなら、その前に因果関係を証明していただきたいと思います。
ついでにお菓子の食べすぎやエアコンの使いすぎも問題にしてはいかがでしょう?

1人の漫画家が起訴されたことで、漫画家が未経験者をハラスメント目的で雇っているような
印象報道をするのも、困ります。
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/174008/
http://togetter.com/li/552220
普通は経験者を歓迎します。忙しく余裕のない修羅場では、慣れない人に給料を払いながら
仕事を教える時間はありません。そこは他の業界と変わりません。
未経験者を雇って仕事を教え、育てて使うのは余裕のある大御所、ベテランの職場です。
むしろそういう機会は少なく、あればありがたいものです。
アシスタントは私も臨時でやったことがありますし、話も聞きますが、不快なことがあれば
口実を作って二度と行きません。きちんと仕事ができるなら、職場は見つかります。
アシスタントどうしで情報交換して給料の高いところ、やりやすいところに移ります。
ハラスメントに耐える必要はありません。

秋田書店の景品水増しの件も、水増しそのものは認めて謝罪しています。
それと、解雇された元従業員が景品を横流ししていたとされる問題は、別です。
裁判になれば事実が明らかにされると思います。裁判を待つのみです。
https://twitter.com/ken_kataoka/status/370370433117200384
水増しと景品の横流しは別問題ですから、混同しないで下さい。

秋田書店については、編集者の方に気を使ってよくしていただき、悪い印象はありません。
退社時間が早く、出版社の中では社員を大切にしている方だと思っていました。
明け方まで仕事、休日出勤の多い会社は他にあり、秋田が特にきついと言えないと思います。
景品水増しをしていた雑誌と別の女性漫画誌で、生活保護問題を漫画で連載しています。
それが話題になった後、元従業員の告発報道がありました。そこに注意してほしいと思います。
会社が悪評をこうむることで、作品も読まれなくなるのが心配です。
http://diamond.jp/articles/-/39981
秋田書店=悪徳出版社、という印象操作で、誰が得をするのでしょうか?

全体にも影響が出ますから、いい加減な思い込みでデマを流すのはやめてほしいと思います。

その上に「はだしのゲン」の閲覧禁止問題が重なっています。
今日も、松江市教育委員会の対応は問題ないとの文部科学相のコメントが報道されました。
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASDG2102G_R20C13A8CC1000&uah=DF_SOKUHO_0010
しかし、2007年の第1次安倍内閣時代に、麻生太郎外相の肝いりで、核拡散防止条約再検討
会議の準備委員会で、日本政府代表団が広島の被爆体験を描いた漫画「はだしのゲン」の
英語版を会場内で展示、配布することになり、CGも使って悲惨さを訴えました。
当時の私の記事です。
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/5513088.html
安倍氏も麻生氏も原爆経験のある作家の漫画が被爆の悲惨さを訴えるのに有功だと判断した
のでしょう。
被爆当時中沢氏は6歳で、大人目線の表現には後づけの知識もあります。それについては読者が
各自考えて判断すればいいと思います。むしろ見せないことの方が知識の欠落を生み危険です。
TV放送された実写版「はだしのゲン」には、原爆投下のCGが使われています。
ぜひご覧下さい。

最後になりましたが、ブログを始めた頃、他の方と同じように顔文字を使い、センテンスを
短くして句点を省いていました。しかし最近は顔文字はさすがに使わなくなっています。
モバイルで見ると、句点がない文章は読みにくいため、句点を使うことにしました。
HPも同様にしました。
HPからも、ブログの最新記事のタイトル、リンクが自動更新される設定にし、ツイッターも
閲覧できるようにしました。
よろしければご利用下さい。
http://www.shinobumakimura.org/




posted by 183 at 13:12| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月16日

学校で「はだしのゲン」規制(追記あり)

はだしのゲン「閉架」に 松江市教委「表現に疑問」
http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013081601001339.html
松江市教育委員会によると「首をはねたり、女性を乱暴したりする場面があることから、昨年
12月に学校側に口頭で要請。これを受け各学校は閲覧に教員の許可が必要として、貸し出し
は禁止する措置を取った。」とのことです
市教委の古川康徳副教育長は「発達段階の子供にとって、一部の表現が適切かどうかは疑問
が残る部分がある」と話しています

追記
中沢夫人は「教育委員会が、『はだしのゲン』を自由に読めないようにしているという話は
これまで聞いたことがなく、大変驚いている。『はだしのゲン』は、子どもたちが読める
ように描写も抑えている。それでも、一部の描写が過激だということだが、戦争や原爆の
被害は決してきれいごとではないし、子どもたちに本当のことを知らせなければ、戦争の
悲惨さや平和の尊さについてきちんと伝えられない。松江市教育委員会には、『はだしの
ゲン』を子どもたちが自由に読めるようにしてほしい」とコメントしています
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130816/k10013832591000.html


残酷なのは原爆被爆の描写も含めてですが、中沢氏の見た現実よりソフトにしてあります
「かなり表現をゆるめ、極力残酷さを薄めるようにしてかきました」と語っています
http://news.goo.ne.jp/article/dot/nation/dot-2013080200013.html
連載は「少年ジャンプ」で始まり、最初から読者である子供への配慮はなされています
当時許容された表現が今頃教育委員会に禁止されるのは、明白に出版への圧力だと思います
ポルノ規制の次は表現規制の対象を広げ、思想統制に進むのは、予想通りです
本当は反戦、反核の訴えが不都合だとの圧力があるのではないでしょうか?

しかし核開発の進むイランでは、核抑止のために漫画により知識を広めることが必要だと
考えた市民が「はだしのゲン」ペルシャ語訳を出版、紹介しています

米国でも授業に教材として使われ、ゲンが読まれている学校-は小学校から大学まで2000以上にのぼります

読んだ人たちは、身近に感じた、今まで現実を知らなかった、という反応を見せています
世界中に読者を広げていくことが必要だと思います
日本の教育現場での読者を減らす規制推進は、動機を疑われるのではないかと思います

しかしそれにしても、作者である中沢氏の存命中ではなく、亡くなってから貸出禁止措置を
取るとは、何と卑劣なやり方でしょう

ホームページトップのTopicsに「はだしのゲン」閲覧禁止を加筆しました
児童ポルノ禁止法に関する私の記事と、米国の漫画サイトに掲載された英文記事のリンクが
まとめてありますので、ご利用下さい
http://www.shinobumakimura.org/


posted by 183 at 13:51| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月22日

ミステリー規制を危惧

本日発売の「怖い女の仕返し」(ぶんか社)に『真珠』が掲載されました
再録ですが、絵を一部修正し、ネームも変更しています
作品解説は一昨日アップしています
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11254642.html
どうぞよろしくお願いいたします

参院選の結果、漫画・アニメ規制に大手がかかり、阻止することは難しい状況となりました
ポルノの次は自殺・殺人の描写も規制する動きがあると伝えられ、そうなるとミステリーは
新作はもちろんのこと、旧作の再録も制限されてしまいます
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20130612-00030359-r25
自主規制するにしても、線引きが曖昧で、制作側は混乱し、描く前から諦めてしまう場合も
出てくるでしょう
それ以前に、表現規制は憲法違反ではないのでしょうか?
自殺や殺人を描き方次第で規制するのは、内容に踏み込んだ検閲にならないでしょうか?
それでは戦前の内務省がやった検閲と同じです
トルストイやデュマの「椿姫」、谷崎の「細雪」まで、挿絵、小説、戯曲、論文、随筆も、
全て現代の常識では信じがたい発禁処分を受けています
政治活動への弾圧は言うまでもありません
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11230961.html
非常識な規制はしないと推進派は言いますが、将来どんな政党が権力を握るかわかりません
言論弾圧に道をつける法改定にならないよう、慎重に検討していただきたいと思います



posted by 183 at 14:22| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月13日

創作には生みの苦しみがある

昨日の記事に補足します
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11246755.html?1373707322
実在児童ポルノのCG加工が、現行法で児童ポルノ認定されました
CGであることが注意を引き、創作物規制に及ぶのではないかとの危惧を持たれています
しかし、このCGは、児童ポルノ以前に写真集の盗作で、著作権を侵害しています
オリジナルが実写でも、モデルのないイラストでも、それを合成、加工して販売するのは
著作権侵害であり、それは作品ではなく盗作です

絵が描けなくても、写真が下手でも、画像編集ソフトが使えれば、誰でも他人の作品を
加工できます
パソコンで年賀状が作れる人なら、ネットで素材を集めて児童ポルノが作れます
労せずしてボロ儲けができます

しかし、自分で客に買わせる絵を描く、写真を撮るのは、相当の期間の修行が必要です
漫画なら、下絵の消しゴムかけだけでも、素人にはできません
消したつもりで消えていない、時間ばかりかかる、紙がくしゃくしゃになる、破る、汚す
という悲惨な結果になります
ペン入れができずに、ペンを捨ててしまう人もいます
いくら絵が好きでも、道具を使いこなすところから鍛錬しないと前へ進めません
デジタルコミックもCGもそうです
使いこなして自分の個性、魅力を出すのは簡単ではありません
道具が使えても、人物に魅力がないと商品になりません
これをクリアしてようやく商業媒体で仕事ができるようになります
児童ポルノを売って儲ける人と、苦労して自分の作品を作る人は、できた画像が似ていても
全く違うのです
表現したい考えや感情があるから努力するのです
ただ儲けたいなら、なぜそこまでして苦労して作品を作るのか、ということです
生みの苦しみがあるかないか、を考えて下さい
ただの児童ポルノと、創作物との質の違いを、理解してもらえれば、と思います

ただ児童ポルノで儲けたければ、他人の作品を盗作、加工すればすみます
そんな泥棒を処罰することに異議はありません
著作権侵害に加え、それが児童ポルノに該当するか否か、という判断が問われますが、
それについては、モデルの存在のあるなし、年齢等の検討が必要で、慎重さを望みます

単純所持については、ユーザーが、作品の製作過程まで知らないことが多く、また所有する
理由も様々ですから、処罰は無理だと思います
規制賛成派が、批判材料として集めた画像を捨て忘れて、逮捕されることもありえます
厳しい取調べで、本当のことが言える、それを認めてもらえる保証もありません
逮捕されただけで、噂になっただけで、社会的信用は失われ、職を失う恐れもあります
ただの単純所持の処罰は賛成できません

posted by 183 at 19:13| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月12日

漫画はポルノの模写ではない

実在児童のポルノ写真をCGで再現し販売した男性が逮捕されました
実写でなく創作物で逮捕された、という誤解を誘導する見出しでした
しかし現行法でも、実在児童の絵も彫像も児童ポルノに該当しうることになっています
今回の、90%の再現率のCGを児童ポルノとする判断は、現行法で可能ということです
https://twitter.com/okumuraosaka/status/355669101143785474
https://twitter.com/okumuraosaka/status/355233280171315201
詳細は専門家の記事をご参照下さい
http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20130712#1373515654

逮捕されたCGは、ポルノでなければ写真集の著者に訴えられる盗作です
漫画やアニメの場合は、これとは違います
ポルノ以前に、他人の著作物を下敷きにすると著作権法に抵触する恐れがあり、構図が似て
いるだけで告訴される恐れもあるため、神経を使っています
写真のトレス、反転した上での模写、同一のポーズ、同じコーディネイトも、避けます
たまに他人の絵や広告写真を下敷きにした絵を見かけますが、訴えられなくても、ネットで
オリジナルと比較され読者の批判を浴びています
プロはモデルなしで色々なポーズが描けて一人前であり、そういう批判は恥です
うまい人は当たりも下絵もなしで頭から足の指まで瞬く間にペンで写実的に描きます
難しいことですが、それが理想です
リアリティを求めて写真をトレスする人もいますが、その場合も自分で写真を用意します
盗作ポルノと同じに見られてはたまりません
写真集は見ますが参考にする程度です
作家・出版社は、著作権侵害になる今回のCGのような盗作をすることはありません

問題は、盗作でなくモデルもない「写実的な創作物」です
スウェーデンの日本漫画研究家の場合、写実的な絵が1点ありましたが無罪となりました

児童ポルノを犯罪とする目的は、立法過程の議論から判断できるように、背後に
隠された虐待の可能性からの児童の保護、児童を性的な行為に勧誘するために
用いられる可能性の排除及び児童一般の尊厳の保護である。問題となったマンガ
イラストでは、これらすべてに関して、実在の児童を描写又は撮影したポルノ
よりも侵害の程度やおそれは、相当に低い。とりわけ、実在の児童に対する実際の
侵害は、存在しない。児童一般の尊厳についても、実在の者のようにも見えず、
かつ、実在しない児童を描いたポルノを犯罪とすることは、自由な意見形成に
対する脅威となるほど長期間の表現の自由及び情報の自由に対する制限となる。
(中略)
しかし、非実在の児童を描写したマンガイラストが侵害しうる法益は、その他の
児童ポルノよりも、程度が低く、表現の自由及び情報の自由の制限が認められる
ほどではないため、想像上の児童を描写したマンガイラストの所持は、児童ポルノ
罪として処罰できないというのが、最高裁の判断である。

「スウェーデン最高裁における非実在児童ポルノ所持無罪判決」
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8111654_po_02550012.pdf?contentNo=1


この判断は日本の場合でも妥当なものだと思います
モデルがあっても、変形されて判別が難しい場合は、また問題です
細かい論議は必要でしょう
しかし実在ポルノの加工品を売りさばくのはポルノ製造と同じで、創作とは別物です
漫画の場合は、そもそも模写はしないのがプロの意地というものです
写真の模写をしなくても、魅力的な顔が描けるのが漫画家・アニメーターです
全ての姿態に独自の思いを込めています
posted by 183 at 13:45| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月30日

参院選の争点:漫画アニメ規制

6月28日夜に開かれた「ネット党首討論会」で、自民・公明・日本維新の会が共同提出した
児童ポルノ禁止法改定案について、出席した各党首が賛否を表明しています
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1306/28/news149.html
以下、反対する政党のコメントを簡単にまとめました

社民党 反対。児童ポルノの定義が曖昧ゆえ、持っているものが児童ポルノと思わなかった
ということがありえる上、家宅捜索もどこでも入ることが可能になる。
何歳というので判断していたものが、アニメだと該当するのかどうか。
表現の自由との関係で問題あり。

生活の党 3党案に反対。児童ポルノを理由に色んな分野で広範囲に官僚による規制強化に
つながり、表現の自由を阻害するおそれが大きい。
世界的に評価されている漫画・アニメを損なうおそれがある。

民主党 子どもを性的搾取から守るのは正しいが、法案には問題があり最低限修正すべき。
単純所持規制は過去何年もそれと知らずに持っていたのが罪になるので安全装置が必要。
漫画・アニメには被害を受ける子どもそのものがいないから、配慮が必要。
クールジャパンで伸ばしていかないといけないのに、若い漫画家やアニメ制作者が萎縮。

みんなの党 子どもの人権をどう守るかは検討必要だが、改定案には問題点が3つある。
まず漫画・アニメ規制がされようとしている。出版社の自主規制で文化が廃れる可能性があり、
憲法が保障する表現の自由を保障する憲法21条に抵触する可能性がある。
また警察・検察による恣意的捜査を可能にしてはならない。
検索エンジン会社による運用が難しく、幅広くブロックしなければならなくなる。

共産党 児童ポルノは子どもへの最大の虐待であり、大人の責任で根絶すべき。
だがネット上の児童ポルノのほとんどが現行法で取り締まり可能。単純所持を一律規制したり
創作物も規制対象にするとなると、問題解決に役立たないばかりか表現の自由と人権の侵害
につながるので反対。

みどりの風 民主党案には賛成だが今回の提案には全く反対。現行法で取り締まれるものや
これを補えばカバーできる。コミケには漫画家を目指す人たちがいて、コピーやパロディーから始める。性的な表現を含んだものもあるが、否定したらサブカルチャーは成り立たない。

民主・生活・みどりは民主党時代に共に対案を検討し提出してきたので、今回も共同歩調を取るものと思われます
回答からもそれが窺えます
外圧で規制が進められているわけではなく、民主党が与党時代に抵抗して持ちこたえたので
今回も最低限3党案をそのまま認めない歯止めの役割を期待しています
はっきり入ってしまえば、最低限、創作物規制は外して下さい、ということです
みんなの党は山田議員の尽力により党が反対にまとまりました
自民党にも反対する人が出てきています
いずこも党が反対でも個々の議員には賛成派もいる可能性はありますので、投票前に直接
お確かめ下さい


posted by 183 at 14:41| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月26日

明治から発禁ラッシュだった

戦時中ではなく、明治元年からの発禁略年表をかいつまんでご紹介します
「発禁・近代文学誌 演劇・映画・美術 そして江戸や西洋も」
全て網羅されてはいませんが、さらに詳しい参考文献リストも掲載されています


文芸関連では山田美妙「胡蝶」(明治22)、斉藤緑雨(明治24)、尾崎紅葉(明治25)、
為永春水(明治26)、井原西鶴(明治27)、内田不知庵(魯庵、明治34)
デュマ「椿姫」(明治34)
永井荷風「ふらんす物語」・「祝杯」・「歓楽」(明治42)
森鴎外「魔睡」・「ヰタ・セクスアリス」(明治42)
トルストイ「人間生活」(明治42年)
谷崎潤一郎(明治44年)、平塚明子(らいてう 大正2年)
ゾラ「女優ナナ」(大正2)
モーパッサン「女の一生」(大正3
フローベール「ボヴァリー夫人」(大正3)
与謝野晶子(大正4)、トルストイ(大正4)、
萩原朔太郎「月に吼える」(大正6)
以下、あまりに数が多いので有名作家を名前だけ上げてみます
里見ク、志賀直哉、島崎藤村、中勘助、倉田百三、菊池寛(以上大正)
小林多喜二、中野重治、石坂洋二郎、石川達三、武者小路実篤、織田作之助「夫婦善哉」、
徳田秋声、林芙美子、丹羽文雄、太宰治「花火」(発売後削除命令)、火野葦平、
谷崎潤一郎「細雪」
尾崎士郎・・・(昭和、終戦まで)


明治時代から、現在学校で教えられるような名作が発禁処分になっています
エログロでも左翼でもない文芸作品やポルノと思えない絵画が対象になっています
戦前に生まれていれば、これらを読むことができなかったわけで、損失は計りしれません
今ある常識さえかつては非常識だったのです
大日本帝国憲法を復活させようとする人もいますが、自分が何を失うかわかっていない
のではないかと思います
小林多喜二ばかりでなく、家柄や身分の高い作家も容赦なく処分されています
森鴎外に至っては陸軍軍医総監(最高位)になることが予定された人です
国家権力が検閲を行えば、どういう結果になるか、これらのリストから窺えます
岩波文庫の赤帯が発禁ですよ
当時権力を持った人、その子息が現在もなお権力を持っています
児童ポルノ禁止と言えば、漫画はバカの読むものだと、左翼リベラルにも賛同者が出ます
しかし、本来の対象はインターネット、非営利の創作物(落書も)、同人誌もです
児童ポルノと漫画アニメゲームを規制するように見せ、善意の世論を喚起し、結果的には
全ての人のプライバシーを監視することになります
海外では家族写真を撮影した人が近所の通報、近親者の密告により冤罪に陥れられています
無罪となっても社会的信用の回復は困難です
http://wpb.shueisha.co.jp/2013/06/12/19754/
http://gigazine.net/news/20130606-photograph-grandchild/
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11209134.html
殺人や自殺の表現も規制する動きが与党にあるという、議員の方からの情報もあります
そうなればミステリーをどう描けばいいのか混乱します
それほどまでして仕事に選ぶ人も減り、自発のクールジャパンは衰退すると思います
http://blogs.dion.ne.jp/183/archives/11219975.html




posted by 183 at 13:24| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月15日

サザエさん以外は規制されるのか?

児童ポルノ禁止法改正案には漫画やアニメ等の創作物規制の検討が含まれており、3年後を
めどに結論を出すのであれば、自公政権で規制が決まるということになります
参院選の結果次第で既定路線となります
さらに児童ポルノの次は殺人や自殺の表現も規制する動きがあるとのことです
http://bizex.goo.ne.jp/column/ip_9/95/3180/
ミステリー、いじめ自殺を告発する漫画(自殺奨励漫画はない)も、熱血刑事漫画も規制
されることになります
それでは、作家は何をどう描いていいのかわからなくなります
次は活字、実写はいいのかという流れになり、表現全てが規制対象になることが予想されます
それでは海外の多くの創作物も日本で公開できなくなります
参院選では、議員がいかなる考えを持った人かよく考えた上で投票しなければいけません
同じ政党にも考えの違う人がおり、政党だけでは選べません

年配の高齢世代は規制に賛成する人々が多いと言われています
戦中派の父親は「のらくろ」のファンで、出版社の懸賞に応募して当選したほどですが、
「のらくろ」も戦時中に漫画は好ましくないとの理由で1941年に打ち切りになっています
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%89%E3%81%8F%E3%82%8D#cite_note-2
谷崎潤一郎の「細雪」も、戦時にふさわしくないとして発禁となり、防空壕の中で執筆され
戦後日の目を見た、ということを知っていただきたいと思います
戦時中に限らず、文豪森鴎外を含め雑誌掲載時点で発禁処分を受けた作品は数知れません
(単行本になる前の雑誌掲載時の発禁は、発禁書籍リストに入っていません)
エログロや左翼だけが排除されたわけでもありません
女性問題は自由に書けず、風俗を丁寧に描いても規制されました
江戸時代の西鶴や春水も当然、発禁になっています
文藝春秋社を起こした菊池寛も、与謝野晶子も発禁処分を受けています
http://book.akahoshitakuya.com/b/4312100543
http://rnavi.ndl.go.jp/kaleido/tmp/23.pdf
http://suma3.blog.fc2.com/blog-entry-2.html
http://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-100015.php
今読める多くの書籍、「森鴎外全集」も「細雪」も戦前・戦中は読むことができませんでした
ですから、高齢層には規制への抵抗が薄いのは仕方ないかもしれません

しかし人間が物を考えることは、それを表現できることが前提でなければ始まりません
表現できなければ他人と情報を共有できず、意見交換もできません
考える前に禁止され目にも触れないのでは、評価することができません
人間が自分の頭で考える能力を育てなければ、本当の意味で善悪の判断は身につきません
そして、何がよく何がいけないかの判断は、人により、どうしても異なります
ですからよけい、権力による恣意的な規制への不信感があるのです
自分が好きでも同席する他人への配慮から自制が必要になる場合は出てきます
相互に考えた上でルールを作り共に生活していくことが望ましいと思います
谷崎や鴎外や西鶴を発禁にした戦前の官憲による表現規制に賛成しますか?
1度国家に判断を委ねれば、どのようにも規制は拡大されてしまい、歯止めがききません
そのリスク、損失の大きさを真剣に考えなければいけないと思います
今評価が分かれ、強い不快感を持つ人々がいる作品はゾーニングで対応することも可能です

漫画への規制は今に始まったことではなく、1955年には「鉄腕アトム」さえ学校で焚書に
されています
それによって漫画以外の一般雑誌の売り上げまで落ちました
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-221.html
出版社も作家も生計を脅かされクールジャパンどころではありません
規制による創作活動の萎縮、経済への打撃も考えた上でご判断をお願いしたいと思います
posted by 183 at 14:07| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月04日

陥れられ児童ポルノ罪で逮捕

児童ポルノ規制法改正案については、業界は反対声明を出していますが、消費者側の反応が
鈍いのが気になります
単純所持禁止と漫画アニメ等創作物の規制が成立すると、過去買った漫画アニメ等の中に、
児童ポルノと拡大解釈できるものがあれば逮捕される危険があります
一般家庭でそんなことはないはず、と思われるかもしれませんが、実際に海外で逮捕された
実例を見ると、どこの家庭でも起こりうることです
米国テキサス州で、母親が子供の入浴を写真撮影し、現像を依頼した写真店の通報で逮捕、
起訴されています
スウェーデンの漫画翻訳家は、離婚した元妻と子供の親権を巡って争い、妻が裁判を有利に
運ぶため、元夫が小児性愛者だという偽りの通報をし、そのために逮捕されました
パソコンの中にDLした日本の漫画がありましたが、児童ポルノとされた作品は全て削除して
ゴミ箱に捨てていた画像でした
そのゴミ箱の画像のために一審二審と有罪判決を受け、仕事もほとんど失いました
同様のことが日本の誤認逮捕や冤罪事件でも起こっています
逮捕された時点で即刻解雇、裁判中に解雇、給与支払停止にされ、家庭への打撃は深刻です
女性の訴えだけで証拠がなくても逮捕できる「痴漢」冤罪事件が日本では問題化しています
それと同様の問題が起こることを考えていただきたいと思います
幸いスウェーデンの翻訳家のルンドストローム氏は、最高裁で無罪判決を受けました
「スウェーデン最高裁における非実在児童ポルノ所持無罪判決」をご参照下さい
最高裁判決と解説が邦訳されまとめられています

しかし想像上の、非実在の児童を描写したマンガイラストが侵害しうる法益は、その他
の児童ポルノよりも、程度が低く、表現の自由及び情報の自由の制限が認められる
ほどではないため、想像上の児童を描写したマンガイラストの所持は、児童ポルノ罪
として処罰できない、というのが最高裁の判断である。
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8111654_po_02550012.pdf?contentNo=1

「週刊プレイボーイ」掲載の「児童ポルノ禁止法改正案が”ヤバイ”これだけの理由」で
ルンドストローム氏がインタビューに応じ、規制によって「実際の子供たちの性被害が減ることはないでしょう」と語っています
アニメや漫画の規制に人員を割けば、ポルノ製作者の捜査は手薄にならないでしょうか?
ぜひご覧下さい
「週刊プレイボーイ」no.24






posted by 183 at 18:48| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月29日

児童ポルノ禁止法改正案衆院提出

自民党が「児童ポルノ禁止法改正案」を衆院に提出の情報
https://twitter.com/yamadataro43/status/339348082330333184
単純所持禁止の危険性、サイトの検閲、3年めどの漫画・アニメの規制検討等の問題が
国会議員にもあまり理解されておらず、このまま通ってしまう恐れもあるとのことです
すでにヤフオクやいくつかのサイトが自主規制を決めています
https://twitter.com/yamadataro43/status/339374308780539904
みんなの党の山田議員のツイッターでの報告に注目して下さい
https://twitter.com/yamadataro43

基本的な問題点に関しては、作家・マンガ研究家の幸森軍也氏の論考が必読です
「児童ポルノ禁止法改定の真の目的は何か? 単純所持禁止、マンガ・アニメ『調査研究』
への懸念 」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/27/news094.html
単純所持禁止を含めることで、過去に遡及し写真集や漫画等全てが処罰対象となります
それらを処分しなければ逮捕される危険が出てくるということです
いわゆるオタクでなくとも、曖昧な定義では児童ポルノとされかねない写真集や創作物が
自宅にあるのが普通でしょう
処分を前提としたように、施行日から1年間は罰則を適用しないとの猶予を設けています
漫画喫茶も図書館も例外ではありません
インターネット事業者にも協力を求めており、通信の自由を阻害する恐れもあります
つまり過去に遡って児童ポルノを規制することが主目的で、被害児童の救済は付け足しの
ようになっています
「児童を守るという美名の下、表現規制を目指している法律」と見られても仕方ありません
(以上はブログ筆者の文責による、ごく簡単な要点の紹介ですので、全文をご参照下さい)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/27/news094.html

児童ポルノの定義の曖昧さは、過去にも国会で問題にされてきました
被害者のいない創作物は処罰の対象とすべきでないとの見解もありました
しかし自民党案は、創作物も規制対象として3年をめどに検討するとしています
これに関しては、
「スウェーデン最高裁における非実在児童ポルノ所持無罪判決」をぜひお読み下さい
日本漫画を研究・翻訳目的でHDに保存していた文化研究家が、児童ポルノ罪で起訴され
最高裁で無罪判決を受けましたが、その最高裁判決と解説が邦訳されまとめられています
日本でも漫画イラストに描かれた非実在児童を実在同様ポルノとして処罰対象とすべきか
どうかの判断基準として、参考になるものと思います
結論から言えば、以下のまとめのように、処罰対象から除外しています

しかし想像上の、非実在の児童を描写したマンガイラストが侵害しうる法益は、その他
の児童ポルノよりも、程度が低く、表現の自由及び情報の自由の制限が認められる
ほどではないため、想像上の児童を描写したマンガイラストの所持は、児童ポルノ罪
として処罰できない、というのが最高裁の判断である。
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8111654_po_02550012.pdf?contentNo=1


posted by 183 at 00:19| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月26日

アダルト分類基準が不明

コミック誌「不良主婦の大暴走」(育児漫画中心)がアダルト商品とされていた件は
先日ご報告したように、アマゾンとの交渉により、解決しました
内容を検討していただいた上、一般商品に修正していただけました
その結果、システムの連動するはてなダイアリーでも表示されます
http://d.hatena.ne.jp/pinsuke/20110126/1296014018
担当部署の皆様の誠意ある対応に感謝いたします

分類が不適切だったことは認めていただけましたが、原因については回答はなく、不明です
たまたま作業中に別の雑誌が商品ページに表示され、私が描いていない雑誌が
アダルト商品になっていることにも気づきました
その雑誌も家族をテーマにした一般向けのレディースコミックです
他方、昔からエロで売っている性描写の多いコミック誌がアダルト商品になっていません
分類の基準は不明確です

規制のための法改正にも問題がありますが、その影響で、実態に基づかない分類や排除が
なされていることが心配です
偶然一社だけ気づいたため取り上げましたが、同様の問題がもっとあるだろうと思います

posted by 183 at 13:00| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月23日

アダルト商品警告削除

「不良主婦の大暴走」のアダルト商品警告が削除され、通常の表示に修正されました
アマゾン担当部署の皆様、応援して下さった読者の皆様に感謝いたします
http://ie.to/?105931
思い切って交渉した甲斐がありました
何事も、諦めずに取り組みたいと思います

追記
結局何が原因でアダルト商品とされたのかは、回答がなくわかりません
私の作品が掲載されていない雑誌にも、一般向けなのにアダルトになっているものがあり、
エロなのに一般で売られている雑誌もあり、内容を確認せずに分けられているようです
基準が不明確で、実売に響くのは困ります


posted by 183 at 00:13| 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする